第379話 ボードゲーム部【覚醒者】組
俺は新しい部室棟を全て『ボードゲーム部【覚醒者】組』と名づけて【覚醒者】育成機関として扱う事にした。
そして旧部室はボードゲーム部【遊戯】組として扱い【非覚醒者】の人も気軽に遊べる環境を提供したのだ。
勿論俺は両方に顔を出すし、初心者の育成にも力を貸す。
場合によっては一緒にダンジョン攻略に向かっても良い。
とにかく今のやり方は間違っていると俺は思ったのだ。
結果的に本当にボードゲームを遊びたい者など数えるくらいしかいなかったが、このクラス分けで一応【覚醒者】として頑張りたい者とそうではない者達を分ける事ができたのは大きい。
しかし、その分部長である俺の負担がかなり大きくなった。
無論、結美や蜜香、佐藤もかなり忙しくなっている。
俺たちは初期の『ボードゲーマスターズ』として新入生達の神格化されているようなので、連日一緒にゲートに行ってくれないかと言われる事が多くなった。
こうなってくると流石にいつものメンバーで遊ぶことも難しくなりはしたが、これはこれで充実した毎日を送られているのだった。
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