第五話 青嵐が望むもの
三週間経って私は…分かった
ほとんどの情報は青嵐の過去話だから正直あってるかはハッキリしない。
それに脳に命令した〜の部分…
なんとなくだが口に出して唱えるようにした
何度も何度も何度も…
このことが気になりすぎて…
夜しか眠れない…
夢に出てくる知らない人にそのことを話したが
〈普通じゃね?〉と言われた。
話を戻し青嵐が望んでいるもの、
一言で言うと『愛されたい』ということ
どうやら青嵐は性同一性障害という病気で両親に愛情をあまり与えられない…そんな環境で育ったようだ。
咲くものには何でも‘キッカケ’があるものだ
だから私は‘彼’に愛されるための‘キッカケ’を咲かせる
それが脳が私に与えた試練、それと、三週間前に青嵐が私に言った答えも同時に見つかった。
私が記憶を保ってられるのはあと一週間…
咲かせれば私は夢が叶う…
四葩が開花するまで遠くはないかもしれない…
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