第7話 白野 魔奈

私は、17歳の高校2年生で生まれてからダンジョンが存在している国に生まれた子供で戦争がない平和だった日本とは真逆の世界となっているこの世の中でも珍しい魔法師として活躍をしている。

私は、2020年に問題になった、世界で大流行した疫病とデススタンピードと言われ恐れられた事件の富士山ダンジョンの生存者でもある。

そのスタンピードの生き残りで高校入学から魔法師として、才能まりょくが開花し使いこなせるほどの力をゲットする事が出来た。

私は、日本でも有数のダンジョン東大学付属高等学校に編入することになった。


今日は、ダンジョン東大学付属高等学校の編入に備えて近場のマンションの内見をする日だ。そんな朝早くにもない時間なのに遅刻をしている。


「あ~、マンションの内見なのに遅刻だよ~~」

慌てて身支度をし、待ち合わせの場所の不動産のお店の前まで急いで向かった。


「すみません。おまたせしました。私は、ダンジョン東大学付属高等学校に編入する白野はくの 魔奈まなです。よろしくお願いします。」

私が、大学卒業までおそらくお世話になるであろうマンションの管理人の人に挨拶をし、管理人の人も挨拶を返してくれた。

「こんにちは。ガーデンタワーの管理人の黒木です。よろしくお願いします。」


私の第一印象は、THE・オジサンって感じだなっと思い、マンションまでたわいもない会話をして歩いていた。


マンションに到着すると何か不穏な違和感を抱いた。

どこかで感じた違和感と似た殺気も覚えたが、一瞬の出来事で私は案内のままマンションを見て回った。

ダンジョン特区に作られたマンションは、どこもすごいマンションだと、色んな所で耳にしていたが、実際に目にするのは、初めてで驚いている。

東京で家賃5万で1LDKのスポーツジム、スパ、訓練所などがついて生活できる事に驚きを隠せないまま、近くのディスカウントショップで買い出しに出かけた。


ディスカウントショップで買い物を済ませた。

買い物した商品は、人工知能が搭載されたロボットやドローンにより、その日に届くように運んでくれる。


荷物がマンションに到着し、部屋に運び片づけをして、明日のダンジョン東大学付属高等学校の初日に備えて休むことにした。


この出会いが、お互いの今後の人生を大きく変化することになるとは、お互い知る余地もなかった…。




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