第8話 ダンジョン管理局
~~~冒険者ギルド本部 素材受付所~~~
素材受付所は冒険者ギルド内でも多忙な部署とされている。
木村「あ~。今日も疲れた。」
鈴木「お疲れ様。今日は特に忙しかったよね。」
佐藤「この後、ご飯でも行かない?」
木村、鈴木「いいね~~」
佐藤「田村さんもいかない?」
田村「すみません。まだ仕事が終わっていないので行けません。」
佐藤「そうなのね。分かったわ。頑張ってね。」
田村「はあ~。いつも俺に仕事押し付けて帰っていくんだよな。」
ため息を吐きながら、淡々と仕事をこなしていく。
田村「よし!これで終了だ。」
と意気込みながらPCのenterボタンを力よくクリックした。
室内には、かたーんと響き渡る。周りの人には迷惑かもしれないが、どうしても最後に締めでenterボタンを強く押してしまう。
いつも素材を売りに来る冒険者の素材の一覧をまとめて国が管理しているダンジョン管理局にデータを送信している。
~~~ダンジョン管理局 冒険者ギルド管理部~~~
ダンジョン管理局の冒険者ギルド管理部は国が運営しているは冒険者ギルドから送られてきた素材データをまとめて管理している部署
滝尻「今日もこれで終了と。」
ピコーンと新たにデータが来た時になる音が鳴った。
「またか、、、。」と残業になるなと落ち込みながら作業を進めていると、
始めてみる素材を見かけた。「??家の銅の剣」と記載がある。
??家が付いている装備は初めて見る名称であった。
でも夜も遅く終電が近づいているので、新素材の鑑定や調査を行う調査部署に明日送信されるように予約をして帰宅した。
~~翌日~~
10年前の
素材調査課で働いている人たちは、「??家の銅の剣」が全国にある冒険者ギルドのどこの部署から送られて来たデータなのかを調査に動きだしている。
素材調査課たちは、新ダンジョンが発見された事と思い、日本が世界に誇る冒険者チームのDGAと
おそらく、10年前の死スタンピードと言われる富士山ダンジョンで獲得している素材と同じ意味の素材が見つかった事で日本全体を恐怖に落としえるほどの出来事が起きかねてしまう為、最善な策を取るべきと判断した。
「DGAの申請出しました。後10分で到着予定です。」
「炎雀も申請しました。こちらは20分かかるそうです。」
東雲「わかった。DGA、炎雀が到着までに、発生源を特定してくれ。」
数分後になったにDGAのメンバーが到着した。
「東雲部長 DGAが到着しました。」
「わかった。まだ場所の特定ができていないから、待機室に待ってもらえ」
DGA~ダンジョン・ガール・エンジェル~は、日本でも有数の少数精鋭の冒険者チームである。
今回は、その中でも主力メンバーで手の空いている4名のメンバーが来ていた。
・アフロディーテ=
・アルテミス=
・ヘスティア=
・ペルセポネ=
一人で上級者ダンジョンをクリアできるという噂が出回っているほか、一人一人が特徴のある美人がそろっている。
現代の絶世の美女と言われる
そんな光景に
側から見ると漫才をやっているのかと思える風景とは逆に
待合室は、傍若無人のような身勝手な振る舞いが飛び交うようで、dantubeのチャンネルで見る印象と違った事に管理局の職員たちは唖然している。
そんな荒れている動物園と化した待合室のドアが開いた。
ガチャ…。
先ほどの呆れるほどの自己中ぶりとは打って変わって、DGAの皆のドアに開く音に臨戦態勢に入った姿勢には、職員は尊敬のまなざしになっているなった。ドアを開けたのが炎雀チームの方たちだった。
炎雀チームの長
東雲「DGA、炎雀の皆様おまたせしました。場所を特定できました。
東京都のダンジョン特区に新しくできたマンションに死スタンピードと同じ素材が確認できたので皆様準備し向かいましょう。」
それぞれの冒険者組織のメンバーと管理局職員たちは、マンションへと向かいだした。
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