第4話 緑の二足歩行が現れた

・HP(体力)→その方の生命力(0は死亡します。)

・MP(魔力)→魔法を使うポイント(〇になると失神します)

・ATK (攻撃力)→物理攻撃のつよさ

・DFT(防御力)→その人の体のつよさ

・MAG(魔力)→魔法の攻撃力

・SPD(素早さ)→その人の動くスピード(体型関係あります。) 

・LUK(運) →幸福なことが起きる。

・??? 不明→今の状態では確認できない。


・期待値→武器や防具でステータスの上乗せすることができる。

・スキル→魔法や武器などの高度技術の技などがある。

・称号→二つ名や神などの加護が挙げられる。称号が増えたり、付与されると強くなったりする。たまに弱い称号がある。

~~~~~~~~~~~~~



鑑定のシリエの説明を受けた後、マンションを見て回ることにした。


マンションを建築してくれた会社の人から簡単にマンションの構造が簡単に書かれた資料を確認している。

◆◆◆

マンションの構造

10階建て 1階あたりに5室 1LDK

1階 管理人室、玄関、宅配ボックス

2階 スポーツジム、スパ

3階 簡易冒険者訓練所、ゲストルーム

4階 パーティールーム

5~10階 部屋

◆◆◆


「簡単にしか書かれていないな。」

俺は管理室のドアを開けて2階から回ることにした。

2階にスポーツジムやスパがあると思ったが、洞窟の雰囲気で奥に進める様になっている。まさしくダンジョンって感じなんだよな。工事の人に嘘つかれたか?、手抜き工事なのか?と思っている。


シリエ「コホン。黒木様は嘘をつかれているわけではありません。ダンジョンマスターの能力です。隠蔽と言う能力でダンジョンを隠せています。表向きは、マンションですからマンションとしてお貸し頂いて大丈夫です。」


「後で、不動産屋でもいってみるか。」

俺は、そのままダンジョンを歩いていると洞窟にある岩で囲まれた道が続いている。

少し歩いていると、目の前に「ぎぃーぎぃー」と声が聞こえてくる。

目を凝らして、見てみると緑色の肌で二足歩行で立っている。


「なあ、シリエ!ゴブリンだよな?」


「ゴブリンですね。ステータス等を見るために眼鏡を付けてください。」

俺は、シリエに言われて眼鏡をかけてみた。

映画でよくある光景でレンズの中に表示されて、ゴブリンのステータスが見えた。


◇◇

名前:なし

種族:ゴブリン(??) LV,2

??:??

HP:150

MP:20

ATK:2

DFT:10

MAG:5

SPD:10

装備品

武器:??家の銅の剣

他なし(大事な場所を隠す為に、布は着てます。)

スキル:わかりません。

◇◇


「なあ、シリエ ?の部分とかスキルのわかりませんって部分はなんで見れないの?」


「鑑定のスキルでは限界があります。

黒木様の世界では、鑑定=確認できて当たり前と言う認識で行ったかもしれませんがスキルとはそんな優しい物ではありません。精進してください。」


「シリエさん、、。手厳しい、、、。」


シリエさんとのやり取りはさて置いて、ゴブリンも俺に気づいて臨戦体制に入った。

少し気掛かりなのが、剣の構え方が剣道の有権者みたいに様になってない?

ピリピリとした空気の中、ゴブリンが襲いかかってきた。


「ギィー」と悲鳴をあげると同時に俺の頭目掛けて襲ってきた。

ステータスを見る限り、あまり大差はない感じだが、相手武器持ってない?勝ってなくない?


「黒木様 スマホを開いてください。」

シリエは俺の頭の中で叫ぶが、俺はゴブリンの攻撃を避けるのに精一杯だった。


近くに置いてある石を発見し、ゴブリンに向けて投げてみた。

ゴブリンに当たるも、「ぎぃー」という鳴き声とともに俺に剣を振りかざしてきた。


運が良かった、、、。

ゴブリンの剣は、壁にめりこんで動けないように状態になっていた。

俺は、なりふりかまわず少し大きい石でゴブリンを殴り続けた。


ピロ~ン


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