第1話 母さん

~~~まえがき~~~

新年あけましておめでとうございます。

不定期更新になりますが、頑張って投稿続けます。

今年もよろしくお願いします。





古い外観で東京の都心部にあると違和感すら覚えるほどのアパートの一室に

家の前に立っていた母さんを招き入れた。


俺「母さん!今日は何の用で来たの?」

少し嫌な気分で話し始めた。


母「そんな嫌味ったらしく言わなくってもいいじゃないのよ。

今日は、しんちゃんが会社クビになったからいい話持ってきたのに、、。」

と俺の会社をクビになってから



俺「え、、、いい話?詐欺じゃないよね?」

母は、一人で俺を育ててくれてすごい感謝いているが昔からお人好しでに騙されてきた。


母「おじいちゃんから引き継いだ土地があるじゃない?その土地ねぇ、、、

しんちゃんにあげようと思うの!!」


俺「土地を俺に譲るって事?嬉しいけど土地貰って相続税とか払えないよ?」

東京の一等地で代々引き継がれてきた土地をもらうのに少し気負いしてしまう。


母「大丈夫!相続の手続きも相続に必要なお金は支払ったから!!」


俺「はあー!!!

うれしいけど、土地をもらっても固定資産税とか支払いできないし、、。」

弱気な発言を発してしまうが、聞いていないように母は発言した。


母「大丈夫!!私の知り合いに頼んで土地にマンション建てている最中だから!!」

と陽気な感じにあっさりと言われた。


俺「マ、マン、マンションを建てている?

建設代、修繕費、税金、管理費など色々と維持費がかかったりするけど…。」


母「無職なら今流行の冒険者として、素材や財宝を見つけてそれを売買して稼げばいいんじゃないの?それじゃあ、私は、忙しいから帰るわね!!!」

突然、母が訪れて急に土地を受け継いでしまった。

母は相談なしに色々と話を進めてしまう人だから仕方ないが、、、、、。


気を取り直して明日にでも土地を見に行きますか、、、。

当分、仕事をしなくってもいいぐらいの蓄えはあることだし。

久しぶりのニート生活を優雅に暮らそう!!

今日は疲れたから寝よう…。


2010年に突如として、各国の名所や地表にダンジョンが出現し、ダンジョンにはモンスターで溢れかえた。

国家は、軍隊を投入してダンジョンの攻略に乗り出したが全滅した。

幸いなことにダンジョンに生息するモンスター達はダンジョン以外の場所に出てこれない。人々は安堵と恐怖を抱いた。


2年後に、ダンジョンが出現してから能力スキルが表れた。

国は、冒険者専用のダンジョン学校、冒険者ギルドを設立し、能力スキルでダンジョンの攻略に乗り出した。

冒険者ギルドやダンジョン専用の学校を設立やテクノロジーの進化でダンジョン業界は世界でも大金を稼げるような職業になった。

その影響で、動画配信プラットフォーム~dantube~で冒険者ギルドや冒険者dantuberの華やかさに子供たちは憧れて、今や将来なりたい職業ナンバーワンの職業になった。







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