余熱で蒸された頭
面白いと思ったゲームがあった。
ゼノブレイド3
ストーリー成分が多めのRPG。
何はともあれ面白かった。
序盤の牽引力はすさまじく、圧があった、少年マンガのような、熱さがあった。
ゲーム部分とストーリー部分で、キッチリと引っ張ってくれた。
とにかく、序盤から中盤の、中頃までは、楽しめた。
本当に、なんと言おうか、これは。
中だるみを初体験したのかもしれない。
飽きたら捨てる、この悪癖が働かなかった、珍しい体験だった。
ただ、プレイしながら、思っていたことがある。
安住の地は消し去ったほうが良くないか?
旅の目的を達成した上に、解決できないハズの問題まで解決できた、敵も撃退できて万々歳。
物語おわりじゃん、と。
いや、主人公達を取り囲む世界やら謎は残っているのだが。
それまで、その問題と目的に引っ張られて来たのに、それを失った。
しかし、物語はつづく。
いやぁ、珍しい体験だった。
なんやかんやあって、終わりを迎えて、脳が面白かったと言っていたので。
私は、このゲームを面白かったと思うことにした。
終わり良ければ全て良し、ゼノブレイド2をプレイしていなかったら、脳が虚無に呑まれていただろう。
本当に、狐に化かされたような体験だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます