第4話 ぼくはくじら
電子の海がこわいなら
ぼくが君の尾ひれになるよ
深瀬の海が暗いなら
ぼくが君の瞳になるよ
君が笑ってくれるなら
希望のくじらは唄うんだ
君が詩を紡ぐなら
ぼくも同じ詩を唄うよ
2人で一緒に唄うなら
寄せては返す波に乗り
海の向こうへ響くだろう
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