第3話 朝陽


朝陽が昇るすがすがしさに

たとえば私が窓を開け

朝陽が昇るすがすがしさに

たとえば君が眼を瞑る



朝陽が輝く嬉しさに

希望に胸を膨らませる私達が

朝陽が輝く嬉しさに

君が眩しそうに眼を細める



朝陽が昇った後ならば

君がそっと耳を傾けて

朝陽が昇った後ならば

私はにっこり微笑んで



朝陽が射さぬその日なら

落ち込む君に投げかける

朝陽が射さぬその日なら

私はずっと笑うだろう

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