おわりに

おわりに

 執筆ツールをiPadに変えて1ヶ月が経った今、私の中ではいい執筆サイクルができるようになり、現在は長編小説を執筆中です。公募に出したいのですがスケジュール的になかなか厳しく、その中でもアプリを駆使してなんとか書き進めています。


 なんとか書き進められているのは執筆環境を見直し、一念発起して刷新したからだと思います。「ちょっと不便だけど、使えなくはないし……」と思いながら続けると、必ずどこかで無理が出てきて、「面倒くさいし今日は止めておこう」とか「時間ないし後回しにしちゃおう」と思っちゃうんですよね、だって人間だもの。


 プロでない限り、執筆活動は生きていくための必須行動ではないので、「執筆しやすい環境」を整えてあげないとどんどん遠ざかっていっちゃうものなのだなあと改めて気付かされました。そして逆に、「執筆環境さえ整えてあげれば、こんなにも執筆活動が楽しくできるんだ」と発見できたのも、今回、執筆環境を変えた成果のひとつだと感じています。


 みなさん、「楽しく」小説、書けてますか?


 「書かなきゃいけないのに書けない」「なぜ書けないのかわからない」「スランプで全然執筆が捗らない」と考えてしまっていませんか?


 ライフステージや生活する環境が変われば、今までの執筆スタイルがあわなくなってくることもあります。そんなときは、上記のように義務感にとらわれて悩んでしまいがちです。私もいま思えば、2022年は転換期だったなと、そう思います。そんな悩める小説書きの方々のために、このレポートが少しでも執筆環境を見直す一助になれば幸いです。


 質問や「もっとこうすると便利だよ」というアイデアがあれば、ぜひコメントで教えてください。私自身も、引き続き自分が楽しく執筆を続けられる環境を追い求めていきたいと思います。

 

 約2万字にわたる長いレポート(!)になりましたが、ここまでお読みいただき本当にありがとうございました。

 小説書きの皆さん、一緒に楽しく、執筆に励みましょう〜!




2022.12.30

いつも小説を書いている自宅近くのカフェにて、iPadを開きながら。

 高村芳

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