そのほか活用しているアプリケーション

 これまで3項に渡って、私が執筆に使っている主要アプリケーション3つを紹介しました。

 しかし執筆は、何も書くだけで成立するものではないと私は思っています。インプットもしたほうがよりアイデアも膨らみますし、忙しい日常の中で書き続けるにはスケジュールの管理も必要です。


 そこで本項では、「執筆に直接関係はしていないけど、私が執筆活動を行ううえで活用しているアプリケーション」を全部で6つ紹介したいと思います。



①Kindle


 電子書籍アプリです。iPad購入をきっかけに「いっぱい本を読むぞ!」と意気込んだ私は、勢いで「Kindle Unlimited」というAmazonの電子書籍読み放題サービスを契約してしまいました。それからというものの、気になっていた本があればダウンロードして隙間時間に読んでいます。もちろん、スマートフォンでも読めるので出先でも続きから読めて便利です。

 小説はもちろんのこと、参考書など学びを得るための本を読むときには、iPadの画面左にKindle、画面右に先述のGood Note 5を表示させて、読書しながら読書メモをとって内容理解を深めています。おかげで流し読みが少なくなり、充実した読書ライフを送っています。



②Life Bear


 スケジュール管理アプリです。もともとスマートフォンで使っていたので、iPadにも入れて同期させました。仕事の予定は別で管理しているため、Life Bearではプライベートの予定と執筆活動関係の予定だけ管理しています。

 執筆活動関係の予定としては、「イベント関係」と「目標関係」の2つを登録するようにしています。

 イベント関係の予定とは、即売会の予定や公募の締め切り、本の入稿日などです。必要であれば1ヶ月前、1週間前などのリマインドも予定に入れます。

 目標関係の予定とは、「ここまでにプロットを完成させる」「この期間で10,000字書く」など、作業をやりきる期間を設定し、予定に入れておきます。

 iPadのホーム画面上にウィジェットでその日のスケジュールが表示されるように設定しておけば、今日何をしなければならないかがパッと見てわかるので、取りこぼしが無くなります。



③カクヨム


 小説投稿サイト「カクヨム」のビューワーアプリです。自作の更新はブラウザからしかできませんが、隙間時間で小説を読んだりイベントをチェックしたりしています。

 ちなみに私はカクヨムの、見た目がシンプルなところが好きです。カクヨムさん、いつもありがとうございます。(突然の掲載先への媚び。笑)



④Numbers


 iOS標準搭載の表計算アプリです。私は、執筆量を記録する際に使用しています。


  ・日付

  ・その日の執筆文字数

  ・その日の目標文字数

  ・目標と実数の差


などの項目を表にまとめてグラフ化。毎日執筆文字数を入力していきます。目標と実数の差を数字やグラフで把握することで、遅れを挽回できるよう他の予定を調整して執筆に充てる時間を確保したり、目標自体を見直したりするのに良い指標になっています。



⑤radiko


 iPadやスマートフォンでラジオ番組を聞くことができるアプリです。私は執筆中、静かすぎると集中できないタイプなので、もっぱらradikoで音楽番組を聴きながら執筆しています。数日前に配信していた番組もあとから聴くことができる「タイムフリー機能」も搭載されているので、音楽番組がやっていない時間帯でも音楽を流して聴くことができます。



⑥note


 noteは様々なクリエイターが記事を配信するメディアプラットフォームです。私も自分のアカウントを持っていて、ブックレビューや小説以外の文章を投稿しています。

 自分が記事を投稿する以外にも、クリエイターの方々が投稿した記事を読んで学んだり刺激を得たりすることも多いです。



 主に執筆以外で活用しているアプリケーションは以上です。

 ちなみに、ゲームやYouTube、Twitterなどのアプリは入れていません。時間が溶けたり執筆に集中できなくなったりしてしまうので……。汗 

 また、通知等も設定ですべて切っています。


 iPadはいろいろな作業ができたりエンターテイメントが楽しめるので便利ですが、だからこそ自ら集中できる環境をつくりだすことを心がけています。

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