②Good Note 5
Good Note 5は、Time Base Technology Limitedが提供しているデジタルノートアプリです。手書きでノートを作成・管理できるので、プロット作りに大変重宝しています。
私が個人的に気に入っている点は下記の通り。
①手書きしやすい
スタイラスペンで本物のノートに手書きしているような感覚で文章やイラストが書けます。もちろんレイアウトも自由ですし、線の太さ、色、図形なども変更・挿入しやすく、非常に見やすいノートを書くことができます。
私が感動したのは「なげなわツール」ですね。「なげなわツール」で囲んだ文章やイラストを好きな場所へ移動させることができる機能です。この機能を使うと、「こっちのページに書けばよかった」という内容をわざわざ消して書き直す必要がありません。段落の順番を入れ替えたり図形を移動させることもできるので、たとえばプロットづくりのときに、「シーンの順番を入れ替えたいな」と思ったときなどに使えます。なげなわツールで囲った内容をコピー&ペーストすることもでき、非常に便利です。
②ノートのテンプレートが豊富
ノートのサイズ(A3やA4、縦横など)やテンプレート(罫線、方眼、無地など)が豊富にあり、目的に合ったものを選ぶことができます。私はiPadの画面に表示させたときに一覧性が高い方がありがたいので、A3を横向き(A4見開きのイメージ)にして使用することが多いです。
③テーマごとにノートブックが分けられる
学校で教科ごとにノートを分けるように、私も長編小説のタイトルごと、勉強用、読書メモ用などでノートを分けています。ただし、無料版はノートブックが3つまでしか作れないので、4つ以上作りたい場合は課金(1,500円の買い切り)が必要です。
私はまだ3つしかノートブックを作っていませんが、今後作りたいノートブックが増えた段階で課金する予定です。ケチな私が課金を決意しているくらい、このアプリケーションは使い勝手がいいです!
④スマートフォンと同期可能
スマートフォンとも同期が可能です。編集するのはほぼiPadからになりますが、スマートフォンからでもたまにプロットを見返したいときなどは便利です。
⑤PDFを読み込んで書き込める
これは推敲・校正時に重宝する機能です。Simplenoteである程度原稿を書き上げたら、のちほど紹介するアプリケーション「縦式」でPDF化し、Good Note 5に読み込んで赤ペンの手書き文字で修正を入れていきます。そしてiPadの二画面表示(Split View)で、左側に修正を入れたPDFデータを表示させつつ、右側にSimplenoteの本文編集画面を表示させて修正していく、ということが可能です。今まではわざわざ紙に印刷して、修正入れて、紙を見ながらポメラで修正して……と作業していたので、すべてiPad上で完結できるのは嬉しいポイントです。
以上がGood Note 5の特長と主な使い方になります。本当にノートに書いている感覚なので、アナログな私はかなりプロットづくりや校正の効率が上がったと感じています。
使い勝手にかなり惚れ込んだGood Note 5ですが……。
ここであえて!言わせてもらおう!
表を!挿入できるように!してください!
というのも、プロットを練る上で、キャラクター情報やストーリー構成を検討するときに「表でまとめたいな」と思うときがあるからです。ただ、現状のGood Note 5にも直線や四角形が書けるツールはあるので、それを駆使すれば表を作れなくはないです。
本当にあえて言わせてもらっただけなので、それ以外は大・大・大満足のアプリケーションです!
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