アプリケーション編~選び方と効率的な使い方~

全体のアプリケーション構成

 ここからは、執筆するにあたりiPadで使用しているアプリケーションをご紹介します。


 ご紹介前に、お伝えしたいことがひとつあります。ハードウェアは満足しているものの、アプリケーション類はiPadを使い始めてから1ヶ月経った今もまだまだ試行錯誤中です。なので、よりよいツールがあれば乗り換えたいとも思っています。ここからは、あくまで「現状、これがベストだと思って使っているアプリケーション類」としてお読みいただけたらと思います。(もしもより使い勝手のいいアプリケーションあれば、コメントでぜひ教えてください。)


 前述の「基本の執筆スタイル」でもご紹介しましたが、私の執筆活動は大きく4つのフェーズに分かれます。


●アイデア出し

 →日常生活でどんどん思いついたアイデアをメモして管理しておく。


●プロットづくり

 →アイデア出しメモから気になるものを深掘りして、テキストや手書き、図表、イラストなどで小説の構成やキャラクターをまとめていく。


●執筆

 →集中して原稿を書く。


●推敲・校正

 →赤ペン、手書きで文章に修正を入れていく。


です。


 これらの執筆スタイルにあったアプリケーションを選ぶにあたり、私はなるべく使用アプリケーションの数が少なくなるように選びました。アプリケーションの数を少なくしたいのは、単純に私の好みの問題です。気にならない方は、自分の方法にあったアプリをひとつずつ選んでいただいても大丈です。


 最近はテキストエディターアプリなども数多く提供されていて、ネット上の口コミなどを参考にしながら私も10個以上のアプリケーションを試しました。結果、下記の3つのアプリケーションに落ち着きました。


①Simplenote:アイデア出し/ 執筆 に使用

②Good Note 5:プロットづくり / 推敲・校正 に使用

③縦式:推敲・校正(データ作成) に使用


 この3つだけで執筆できると考えると、非常にシンプルだと思いませんか?


 後述しますが、③の「縦式」というアプリケーションはデータ形式の変換でのみ使用しているので、実際の執筆作業は①の「Simplenote」と②の「Good Note 5」のみで行っています。



 次項からは、各アプリケーションの特長と、なぜそのツールを選んだのかという理由をご紹介していきたいと思います。

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