今までにない勇者の物語

読み出して、これはやられたなぁって思いました。元勇者が自分達が救った世界が醜い人間達の愚かな行動で、腐りきった世界になっている。それを見てしまったからには救う価値さえ見いだせない。こんな人間達なら滅んでしまった方が良いと考え、魔王軍に味方する。しかも、現在の魔王は自分の愛した女性と仲間だった魔王の子供の間に生まれた女性。他の魔王軍も気のいい奴らばっかり。これは、絶対に守らなければいけない。腐りきった人間達から・・・。なんて、長々と書きましたが、こんな物語は考えもしていなかったです。やられた感が半端ないです。でも、元勇者はやっぱり勇者なんですね。守る物が魔王軍になっただけで、正義の心は変わっていない。悪い奴らを許さない。これからも楽しみにしています。出来れば、自分もこんな物語を書いてみたいです。参考にさせてもらいます!