第3話 真実を知る者

「はー。何で入れちゃったんだろう?」

私は頭を抱えながら上の居るところへ向かっている。

いやわかってはいるんだ。ただ普通に関われば良かっただけなんだ。なのに私は…


上の居るところへ向かったが、上は居なかった。

まぁ居たところで反対されてたし別に良いだろう。とりあえず置き手紙は置いてきたし。というか、やはり軽蔑されているような視線を感じる。やっぱりあいつをいれないようにした方が良いのだろうか?あいつがいたところで私に被害がないが、あいつからしたらいじめに合う可能性があるし。まぁどちらにしても監視する必要があるしな。

そんなことを考えていると、お世話になってる先生が近くに寄ってきた。

「ミカさん。手紙来てましたよ。」

手紙を渡しながら言われた。

「ありがとう。いつも助かってるよ。」

「それで。今日連れ込んだ生徒をどうするきなの?」

「もうばれているの?」

「監視役でもあるんですからね?きずかない方が問題ですよ。」

一目を避けて連れて来たんだけども。ちゃんと物陰などもたまにだが、壁を透視して確認していたのだが。

「なんか私に憧れてるらいしんだよね。あの私が勝手に付け足した紙を見たらしくて。」

「あぁあの紙ね。」

何故か納得しているように、うなずいている。

「あの紙以外と言ったら関係者以外ありえなさそうですしね。まぁ他の部活を削ってまでも宣伝したい理由がわらかないですけどね。」

「知名度が知りたかったのが理由だったんだけどね。」

「とりあえず危ないことはしないでくださいね。この国もかかってますから。」

「はいはい。承知の上ですよ。」

二人は別々の方向に歩き出した。

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