第1話 出会い

春が始まった少し先。

僕は紙に書いてあったはずの研究会を

探していた。

中学の時にはしっかり書いてあったのだが、

新しく貰った紙には書いて無いのだ。

先輩方に話を聞きながら探していたのだが、

悪い話しか聞かなかった。

「不気味以外で言い表せない。」

だとか、

「私たちを人間とするなら、あの人は悪魔だ。」

などしか聞かなかった。

誰一人も叩き上げた成績を

称えようとしないのだ。

噂を聞くということは、

存在はするのだろうけど、場所を知らないもしくは誰にも言ってない

ということなのだろう。

僕は少し疲れてしまったのでベンチに座ろうとしたのだが、ベンチには座れなかった。

いや座らせないように物が置いてあったのだ。

「すまないがそこをどいてくれ。」

と後ろから声がした。

もしかしてと思って振り向くとそこには

「それとも私が作った物に興味をもってくれたのかい?」

「ミキさんですか!」

そのには僕の憧れたミキさんが立っていた。

「あっあぁ 僕がミキだが?」

「僕はあなたに憧れてこの学校に来たんです。

僕も研究会に入れてください!」

「君も変わってるねうちに入りたいなんて。

良いよ僕しか人いないから研究会になってないけどね。」

「十分です。

あなたと一緒にできるなら!」

なんでだろう?

若干引かれてる気がするが、

きのせいだろうか。

「じゃあとりあえずここをかだつけようか。」

「はい!」

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