第5話 リス、ウシ、ニワトリ妹、クラゲ、その他(ネタバレあり)

 12位リス

 5巻の巻頭扉絵の左下

 離洲 くるみ

 

 社交性が高い。開会式で輪の中に馴染んでいる。長久手フラワーから出てる子は少ないのにしっかりしてる子だと思う。

 演技描写のある1人で、鼻血の人です。

 リスの演技のフィニッシュシーンは素晴らしく、強烈に引き込まれ、観客の一員になった。多分、主人公の時と比べて会場全体が描かれるので、観客に近い目線になれて、物語に没頭する幸運な体験が出来ました。

 移籍したロバとも仲良くて、ロバのメダルを心から祝福してる表情が良い、とても良い。

 問題児のまま移籍したミケと比べるのもアレですが、名港杯1級で2位の移籍元の子と3位の移籍したミケはなんか距離感があって胸がしんどかった。ミケが登壇する際に、2位の子は体を正面にして視線だけミケに向けて拍手してる様子もないので。


 13位ウシ

 5巻の巻頭扉絵の左ページ中央Fのカードを構えている。

 牛川四葉

 

 全国に行くには実力不足を感じながらも、最後まで演じ切った。滑走順位の都合上とは言え、座った椅子を奪われた者、第1号となった。

 ヤギにプレッシャーかけすぎ、ヤギじゃ無かったらメンタルキツい状態で滑る羽目になったと思う。もちろん、ヤギに3回転ルッツループの天才ジャンプがあることを把握していたからの発言とは思うが、初見ではなんとも言えない気分になった。

 ヤギから金メダルを奪った主人公を打倒する気概は無さそう。サルと手を繋いで震えてました。

 今後、ヤギとオオカミでキャラの掘り下げ合いはあってもウシは蚊帳の外だろう。ヤギとオオカミに一悶着あり、そのことをウシは知らない様子が6巻末の四コマで触れられてます。

 試合後のやり取りはヤギについて行く、憧れの想いが強く、何かのきっかけで覚醒して上に来る事はなさそう。


 14位ニワトリ妹

 5巻の巻頭扉絵の左ページの右端に内股で座ってる。

 庭取ひな


 見せ場なし。主人公を実叶の妹と言わせたい為の滑走順位。全国は無理だが、ベストの演技を目指す、しかし転倒してしまった様だ。


 最下位クラゲ

 5巻の巻頭扉絵の左ページで見返りで立ってる青い衣装と髪。

 海月 和香


 多分才能はピカイチ来年化ける見込みあり。


 リンクからの離れた土地に住む者の苦悩、練習時間が確保出来ず、移動の負担が大きい。それでいて皆と同じ舞台に立つには、才能を早くに示し続けなければ、この道を選ぶことは出来ない。ある意味主人公よりも苦境にある競技人生となっている。

 非力かつ練習時間が短い中で、2Aは跳べてるので、とんでもないセンスの持ち主だと思う。7巻のアヒルの対極で使うリンクも相乗りだろう事を思うと尚更です。

 

 勝手な想像では、来年は集中させた氷と陸のトレーニングで筋力アップ、表現力のゆっくり動作開花で優雅なクラゲが舞っているハズ。


 大会の感想

 この大会に参加している時点で選ばれし者なのだ。1話の卯山の様に参加する資格がない者が多数いる。この競技は落ちこぼれは氷上に立つことすら許されない世界という事を7巻でやっと理解しました。

 ノービスの氷の上は輝く選手しか居ないのだ。ただ順位がつく。マジで偉い子部門欲しいよね。


 頂上以外にも世界はありそう。オリンピックルートから外れるなら、主人公が優勝した名港杯の5級の部で2、3位の子達は見た目がジュニアっぽいので、親がほんとに優雅な層が趣味的に楽しんでいる世界もあるのかなと思う。現実の大学だと初心者歓迎の部活があったりしますし。


 完全にその他

 2巻94pに主人公が初参加した名港杯ノービスBの2位が78.44点を出してる。今大会に当てはまると3位相当。去年のチャンピオンアシカの点数超えてる。動物名が入って無いので今後出る事はない。無情を言えばミカと同じルートに入ったと思う。世界は広いので幸せになっていると信じている。

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