ふんわかJKトーク②LINEや積雪○センチのニュースから、わかってきた!社会の謎は、ありすぎです。知らんけど。
第9話 「おばあちゃんは、北海道」JKたちが、先生に怒られて、ミカンをしまう日々。これって、意外に、平和だっていうことなのかもしれない。
第9話 「おばあちゃんは、北海道」JKたちが、先生に怒られて、ミカンをしまう日々。これって、意外に、平和だっていうことなのかもしれない。
「セナのおばあちゃんは、北海道」
…どうです?
わかりました?
「その言い方の、何が、おかしいかっていうとさ?」
「うん」
「だって、セナ?」
「え?」
「おばあちゃんは、北海道ですって…。まるで、あんたのおばあちゃんが、人間から北海道に成長したみたいな言い方なんだもん」
「ああ、なるほど」
「え、どゆ意味?」
「気付け、ハヤナ!」
「でさ、ユズハ?」
「何?」
「時を、戻します」
「うわ。やばい、言い方だ」
「北海道は、でっかいどう」
「…で?」
「東京のニュースで、積雪 3センチが、ニュースになってさ」
「うん」
「セナのおばあちゃんの家では、正直、どんな感じになったんだっけ?」
「爆笑」
「やっぱりな」
「ユズハは、厳しいなあ」
「私、エレガントだもん」
「東京で、積雪 3センチが、ニュース。北国の人たち、超、震えていたみたい」
「まじ、勝たんわ」
「無理」
「果てしなく、無理」
「ネバー・エンディング・ストーリー」
「モモ」
「モモ?ミカンは、やめたんだ」
「モモ、じゃないよ。モモ!イントネーション、違うから。知らんけど」
「いや。知ってるから、言ったんでしょ」
「最近、うちら、ディスられ気味だよね」
「東京は、怖いからねえ」
「新宿で、ハイヒールはいて、積雪 3センチの道を駆け巡る。それで、私、すべって困るんですうって、マイクに向かって答えていた人…。あれ、何?」
「雪が降ってるって、わかっているわけでしょ?そんなに困るのなら、ハイヒールはいて外に出るなって、言いたいよ」
「あ、そうだ!」
「どした、チカ!」
「良い方法があるよ!」
「…え?」
「何だ?」
「もっと、ミカンを、食べよう!」
「結局、そこか!」
「和歌山の海で、とれたんだ」
「ウソ、つけ」
「すみません。山です」
「…あ!」
「何、何?」
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