ふんわかJKトーク②LINEや積雪○センチのニュースから、わかってきた!社会の謎は、ありすぎです。知らんけど。
第8話 「穴と、雪の女王」「知らない人の前で、僕のお父さん、お母さんとか、お兄ちゃん、お姉ちゃんみたいに言う男子って(←世代間ギャップ)」
第8話 「穴と、雪の女王」「知らない人の前で、僕のお父さん、お母さんとか、お兄ちゃん、お姉ちゃんみたいに言う男子って(←世代間ギャップ)」
「でも、さ」
「なんざんしょ?」
「なんざん!」
「なんざん!」
「あんた…出産していたのか?」
「バカ、言わないでください」
「で、この前の言い方に戻るけど」
「何?」
「お兄ちゃんより、兄とか、兄貴って言ったほうが、良いらしいよ?社会では」
「社会では?」
「じゃあ、ここは?」
「ココアと、10回言ってください」
「スルー、かよ」
「そうだ、スルーだ!」
「え?」
「ドライブスルーって、あるでしょ?」
「ファーストフード系の?」
「うん」
「で?」
「ドライブスルーって、車じゃなくて、牛や馬に乗りながらでも、買い物できるらしいよ?」
「何で?」
「道路交通法っていう法律で、牛や馬は、自動車と同じ仲間だかららしい」
「へえ」
「知らなかったでしょ?」
「牛や馬に乗って、ドライブスルー?」
「うん」
「私、恥ずかしいなあ」
「良いじゃん。牛に乗りながら、ドライブスルーでバーガー買ってるJKって、インスタ映えするんじゃないの?」
「するかなあ?」
「はい、論破!」
「それ、使い方、間違ってるっぽい」
「う…。話題、変えます」
「で、何?」
「知らない人の前で、僕のお父さん、お母さんとか、お兄ちゃん、お姉ちゃんみたいな話し方をする男子って、どう思う?」
「うわ。マジで、本格的に、勉強会だ!」
「僕のお兄ちゃんはあ、お姉ちゃんはあ…って、これから、シューショクっていうのをする大学生っていう人たちまでが、言うわけだ」
「みたいだね」
「残念ながら」
「幼稚な感じじゃ、ないかな?」
「ああ、そっか」
「そういう言い方をする男子と結婚するのって、複雑ですなあ。知らんけど」
「使い方、上手い!」
「いや、そこは、知らないと困るでしょ」
「それで、さ」
「何、ナオ?」
「雪!」
「それ。さっき、言った」
「雪穴に落ちる、女子アナ」
「雪穴、女子アナ」
「…あ。ちょっと、面白い」
「やった」
「穴と、雪の女王」
「それ、ちょっと、違う」
「でさ」
「何、チカ?」
「セナの、おばあちゃんってさあ…」
「…セナの祖母?」
「いや。ミナカ?そこは、おばあちゃんっていう言い方で、良いんだよ」
皆の視線が、 1人のJKに、集まって…。
「セナのおばあちゃん、北海道だよね?」
「お!その言い方、面白い」
さて!何が、面白いと感じられたのでしょう?
わかりますよね?
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