この度は自主企画に参加してくださりありがとうございました。
「二人の糸の真ん中にはいつも言葉があって、それを心が支えている」
私は鈍いので、最初これが何を表すのか分からなかったんですが(もちろん糸電話での会話だという場面の妥当性は理解していましたが!)、確かに……確かに、恋の旧字体は戀で、糸・言・糸だ! と最後に教えていただいたときに気づいたときは、ちょっとした感動を覚えてしまいました。
哲学的な要素も持ちつつ、恋愛の要素、そして謎解き的な側面もある、一度で三度美味しい物語だったと思います。
この短さでこの深み、とても読みごたえがありました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そして、書架にもお邪魔させていただいております。
色々味わって頂けて光栄です。
自分の感性が未熟だと、せっかく読んでもよくわからない、ということはありがちですね。ちょっとニュアンスが異なりますが、私は高校生の頃にカルメンを読んで、ちんぷんかんぷんだったことがあります。カルメンって嫌な女性なのに、なんで主人公の男性はまだカルメンから離れようとしないのか、と。オトナの男女の機微というヤツが、当時の私には早かったようです(/ω\) あれってオトナ向けの文学だったのね♡
作者からの返信
コメントありがとうございます。
レビューもあわせてありがとうございます。
成長して手に入れる知識もあれば、失ってしまう感覚もありますよね。
主にその感覚が眩しいから「若いって良いな」なんて言っちゃうんでしょう。