欠損部位を生やしたら、愛情も生まれた件

欠損奴隷アーデとの出会いと再生、その後のいちゃらぶにこの作品の魅力はすべて詰まっている。
欠損再生に驚き、感動からの感情が主人公に向かう描写がとてもよかった。
腹ペコの子供を保護して、暖かい食事をこれでもか与える系の保護欲の先を行く部分の感情が刺激された。

異世界転生とか、元がゲームとかの世界観をブン投げるくらいにアーデとドミンゴをはじめとした冒険者たちのキャラクターが良かった。
結果的に、本来のゲーム世界と合流する2章以降の登場人物たちの影が薄くなってしまった感があるが、読者が見たい部分を的確に拾ったからとも言えると思う。

欠損奴隷に堕とされた美少女エルフを助けて、幸せなキスをして終了。
これをちゃんとやってくれた。それに尽きる。

貨幣価値の説明があまりなかったので、奴隷の値段や2割のおこづかいがちょっと掴みにくかったので、次回も異世界系を書かれるなら、そのあたりの世界観設定も追加してもらえると魅力が高まりそう。