特別編:シトラスの誕生日①

 とある日、その日はシトラスの誕生日であった。彼の誕生日を祝うべく愉快なメンバーが集結する。

「それで、俺の誕生日を祝うために集まったのは、クシャン、ショウイチ、ミヲツクシの3人だけと。残りの奴らは俺の誕生日忘れてたんか?」

とシトラスが言う。

「まあ、そう落ち込むでない。我らが、素晴らしいプレゼントを用意したからな。」

とショウイチが自信ありげに言う。

「ほどほどに期待しとくわ。というか、ショウイチが俺の誕生日祝うの初めてやろ。意外やな。」

とシトラスが言うと、

「まあ、知ったの今日やからな。」

とショウイチは言う。

「へ?今日?いつ準備したんや…。」

とシトラスは驚くが、

「というわけで、まずは俺から。」

とクシャンがプレゼントを取り出したので その疑問はかき消された。

「で、今年のプレゼントはちょっとR18に片足突っ込んでるかも。なんやと思う?」

とクシャンが言うので、

「TE○GAとかやめろよ、前誰かが送られてたけど。で、開けていいんか?」

とシトラスは聞く。

「ええよ。」と承諾をもらい、シトラスは包み紙を開けてそこにあったのは、

「大根栽培キット?ていうか、写真の大根めちゃくちゃ、ぶっといな。」

とシトラスが感想を言うと、

「是非ね、シトラスにはモノを太くするという業を習得しといて欲しくてね。」

とクシャンが答える。

「なんやその意味深な言い方は。まあ、ありがたく育てるわ。」

とシトラスはクシャンのプレゼントを受け取ったのだった。

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