第16話-うちの商品
十分に渡るボディーソープ攻めを終え、オウカはシャワーを浴びていた。
鼻歌を歌うほど上機嫌らしい。
「これは癖になりますね。ああ、楽しかった」
この弾んだ言葉はロートに向けられたものだった。リテッソは気を失ってしまっている。
「隊長さん」
オウカはシャワーを止め、今度は打って変わって沈んだ声でそう呼んだ。
「何だ?」
「ティスちゃん、気づいてないみたいです。その、捕まっていた時に話していた内容が私たちに筒抜けになっていること」
「ああ、そうなのか」
聞こえていないと思ったから、ティスはオウカやウォルを称える言葉を躊躇なく言えたのかもしれない。
「だから、私たちが知っていること秘密にしたいんです」
「構わないけど理由があるのか?」
「ティスちゃんに苦しんでほしくないだけです。今まで散々苦しんできたんだから」
リテッソはティスのことを劣等生のシンボルと称した。
きっとそのことでティスは馬鹿にされ続けただろう。さらに、チームメイトであるオウカとウォルが模擬戦の成績に関わらずいい所に配属されると思い込まされていた。
となれば、衝突も必然と言える。ウォルの忠告を正しいとは思えなくなるし、頭にもくる。オウカとは比較的まともな関係を築いていたようだが、心の底からとはいかなかったに違いない。優秀な兵士であるはずの彼女たちが足並みすら揃えられなくなるわけだ。
「ああ。そうしよう」
「よかった」
安堵の声。
オウカは本当に仲間の事を思いやっている。彼女がそれを諦めなかったから、皆にロートの声が届いたのだろう。以前も言ったが、オウカは仲良くしようとティスとウォルに話しかけていたから、団結がスムーズにいった。五十七小隊がこのような形を取れているのは、オウカが心を通わせようとしてくれたからだ。
「オウカ、君の思いやる気持ちを私は美しいと思う」
「え、あ、な、ありがとうございます」
オウカは早口で言った後、シャワーを出し洗うことに専念し始めた。
オウカはシャワーを浴び終え、シャワールームの脱衣所にある洗面所にいた。彼女がドライヤーで髪を乾かしている最中にリテッソが目を覚ました。
「おはよう、リテッソちゃん」
「何がおはようよ」
叫び続けたせいか声が掠れている。
「うーん」
オウカはそう言いながらドライヤーを止め、シャワールームに戻ってくる。
「てっきりお友達になれたと思ったんだけど、まだだったみたいだね」
「お友達って、なれるわけないでしょ。そんな馬鹿みたいな考え」
「そっかそっか。まだか。うん、じゃあもう少し楽しもっか」
「は? お仕置きは一度だって」
「お友達になるだけだよ。お仕置きなんてしないよお」
これでもかというぐらい甘い声でオウカは言ったあと、しゃがんでリテッソとキスができるぐらい顔を寄せた。
「もうティスちゃんに酷い事を言ったりしないよう仲直りするだけ」
「そんな言い訳」
「うん、報告したければすればいいよ。言い訳かどうかは後で判断してもらえるからね」
オウカに脅しが通じないとわかったリテッソは暴れるが拘束は外れない。
その様子を見て、オウカはクスクス笑って立ち上がった。
「隊長さん、私の部屋まで運んでもらえますか」
「わかった」
二つ返事でロートは了承。リテッソのことはオウカに任せる。きっと彼女の方が適任だ。
リテッソをオウカの部屋に連れて行ったあと、通信が入った。
「はい」
「やあやあ」
聞きなれない女性の声だった。軽薄そうな口調ではあるが、声の雰囲気はそうではない。涼やかでありながら、荒々しさのある声音。
「うちの商品に何をしてくれたんだい?」
「まさか」
軍団兵を商品と呼称する相手など決まっている。運営側の台詞だ。
「そのまさかさ。どうも初めまして、ロート君。俺は五十七軍団、訓練部のトップ、アルトアバレーだ。君にお小言があってね」
映像が入る。そこにいたのは紫色の長髪の女性だった。着ている軍服のベースはティスたちと同じ軍服だが、細かい装飾が豪華になっている。そこに大きな外套を羽織っている。
大人の色香を漂わせる抜群のプロポーションのとれた体。大きな青の目は美しいが、攻撃的な色を帯びている。
彼女は椅子に足を組んで座って、ロートに笑みを向けていた。もちろん、威圧的な。
ロートが装っていた鬼教官などひよっこに思えるほど、強さが滲み出ている。
上部からの介入。思ってもみなかった相手からの通信にロートは驚いた。
「あのね、この模擬戦は放映するんだ。だから余計な方向に唆されるのは困る。大事な商品なんだぜ?」
「余計な方向?」
「誇りだの、団結だの、という奴だ。五十七小隊が強くなるのは構わない。だが、余計な思想を植え付けられちゃ困る。元々、はみ出しものだったからある程度は目を瞑っていたが、ここまで完成されると困るんだ」
「指示通りこなすだけ。余計なことを考えるな違和感を持つな。それが軍団兵だと?」
「意外と察しが悪いな。それじゃあ三角だ。残念ながら人というのはそこまで機械のように矯正できない。だから、歪みを許容したまま目的を持たせるんだよ。わからないか? わからないよな。変わり者の五十七小隊と戯れていちゃ」
甚振ることを楽しんでいる声だった。その証拠に彼女は頬を上げている。
いいや、そうじゃない。ロートは気づいた。これはわざとだと。演出を自在に操ってこその上官ということだろう。
「ヒントをやろう、ロート隊長。先程、君の兵が興味を示さなかったことだ」
「お仕置きですか」
「今度は正解だ。偉いぞ」
一々、癪に障る話し方だとロートは感じた。が、ここで反攻するわけにもいかない。まだ、話してきた理由はわかっていないのだ。
「我が軍団ではポイントとお仕置きを皆、求める。ポイントは説明するまでもないな」
ポイントが高ければ高いほど良い選択肢が増える。それがずっと徹底されているから、皆重要性を理解していて躍起になる。それはロートもわかっていたが、お仕置きを求める理由はハッキリしなかった。
「お仕置きは娯楽なんだ。唯一のな。勝者の特権だとね。戦い虐げるのみが娯楽で一番楽しいことなのさ。例外はあるが大筋では戦うことだけを楽しく思ってもらわないといけない。だから小隊での真の団結はなく、目的のための仮初めのものなんだ。ただ従う指示が一緒で、敵でないというだけ。同じ目的意識を持ったライバルという感じだな。個性だの友情だの共感だの思いやりだの愛だの、そういうものを感じさせない乾いたものなんだよ小隊はね。本来は。そこを君は変えたわけだ。オウカは楽しんでいたようだが、目的が違う。仲間のために怒る? そんなのあっちゃならないんだよ」
既にロートは文化の違いを知っている。食事も娯楽も知らない少女たち。それが自然な事であれば、意識の変革も不思議ではない。部品になるための変革だ。
「唯一の娯楽と言いましたね。どうして、その娯楽をうちの仲間たちは楽しまない?」
「いい目線だ。それはな、五十七小隊の兵たちが全員変わり者だからよ。修繕より無視を選ばれたつま弾き者。最終的には部品にするがね」
愉快そうに唇を歪ませてアルトアバレーは笑った。
「君が変えたと言ったがね、それ以前にあいつらは全員、元々おかしかったんだ。君に感化される素養があったんだ。部品になりきれなかったんだよ。あれほど繰り返しているのに死を恐れるティス。仲良くしたいなどと宣うオウカ。考えることを否定され、ただ従うことを、部品になることに虚無感を感じるウォル。全員、我が軍団の、政府の方針に違和感を持っているんだよ。だから、指令プログラムの指示に十全に従えない。普通は従わないなんて考えもしないんだ。誰かのためになんかもね。どこかで違和感を覚えるから、他の方がいいのではという余計な思考が介在するから負けるんだ。愚かな思想を捨てられないから負け続けた。もう、戻せとは言わない。だが、これ以上唆すな。我らの教育が無駄になる」
新たな真実にロートは言葉を失った。
三人は戦うことだけを目的にしないため、上の方針を盲目的に信じられないから負けていたというのだ。
ティスの焦りを汲んだ選択を無駄だと思うようなことがなかったから、ウォルもオウカも司令プログラムの指示に疑いを持ってしまった。つまり、仲間への思いやりがあるから、負けていた。違う選択肢が見えせいで十全に従えず敗北を重ねた。
ウォルもオウカもティスの焦りがわからずとも、少しは知ろうとしていたのだ。
しかし、それは部品に必要のないことだった。個性や思いやりなど許さない。仲良くしたいという望みや、考えたいという自然なことでさえ否定される。
上から煽られ、道具に最適になるようチューンされた兵。盲目に信じ、疑いなく相手を倒し奪うことを楽しむ。それこそが真の軍団兵なのだ。
そうでない彼女らは孤独を抱え、ずっと打ちのめされてきた。
先程、リテッソのせいで噛み合わない。オウカはそう怒っていたが、そうではないのだ。世界がそもそも違うのだ。
彼女らが善しとするものが許容されない世界。
ティスたちが異常者というのはこの世界の基準であって、ロートから見ればそうではなかった。
むしろ、そうでなかったというのはロートと近い感覚を持っていたからだ。
仲間への思いやりがあるから、孤独になっていた。いい子たちが虐げられてきた。
しかし、アルトアバレーはそれを愚かな思想のせいだと言う。
だから、誰もティスたちのすれ違いを修正しない。ティスの上昇を教えない。なぜなら、道具じゃないと気づかせないためだ。必要な情報以外与えないし答えない。部品になる以外の道を示してはならない。思いやりや団結で強くなってもらっては困る。違うことは愚かだと、部品になれないと惨めなことになると放映する必要がある。
そして、こう示すのだ。軍団兵はただ戦い、その行為が楽しみになればいいのだ、と。
無味乾燥な日々を送らせて、戦いだけに目がいくようにした。
故に、普通である兵からすれば、ティスはよっぽど歪に見えたのだろう。何故、戦いを怯えるのか不思議でならない。
オウカやウォルは成績がよかったし、抱えるものが表面的でないので、そこまで目を向けられなかった。
そして、その悩みを気づきながらあえて黙殺した。その悩みを解消するのでなく、感じる思考を捻じ曲げるために話さえしなかったんだ。怠慢で放っておいたのではない、悪意で以て放置していた。
「ロート君、君の中で我らは悪い存在だと思われているのだろうね。でも、仕方ないんだよ。我々の星は日々枯れていく。侵略しなければ絶滅だ。そんなことを知らず、のほほんと生きていたご先祖様はまともな軍備を整えなかった。急いで開発するも、枯れている世界では資源が限られる。オフナーマはもちろん、パイロットも。だから一人で三機も操るんだ。それだけじゃない、指導する人間すら少ないらAIを頼る。切羽詰まっているんだよ。いつか勝てばいいんじゃない。すぐに勝たなきゃ消えてしまうんだ」
星という単位で見れば正しいことなのだろう。それでもロートは頷けなかった。
「ああ、勘違いしないでくれ。同情はいらない。これから話すのも釈明というより自慢なんだが、ほらこういう話を軍団兵にするわけにもいかないだろ。我らも色々やってきたんだ。部品になるよう組み合わせ導きってね。成果を発表したい」
「次からはこういう大番狂わせが起きないように気を付けるんだな」
ロートは口調が乱れていたが、気にも留めない。アルトアバレーに敬意など欠片も持ち合わせていないのだ。
「気を付けているとも。勘違いしてもらっては困る。その証拠に三人とも今回で部品になる予定だったんだ」
「なんだと?」
ロートは言ってから焦った。彼は見てしまったのだ。アルトアバレーがゆったりと足を組み替え、目を煌めかした瞬間を。
このことを口にするためにわざわざ話してきたのだと直感的に理解した。
「きっと君はこう思っているんだろう。今まであの子たちが勝てなかったのは、互いの個性を尊重し思いやっていたからだと。自分と似た価値観を、この世界からすれば異端の考えのせいだと。それじゃあ、また三角なんだよ。今回は全て説明しなかったこちら側が悪いんだがね、簡単に君が信じてしまうから、つい。今回はサービスだ。答えを教えてあげよう。それはね、勝たせないようにしていたからだよ。気づいているだろ、指示の齟齬に」
言葉がなかった。
怒りを通り越して、虚脱感に襲われる。凄まじい重さが四肢を押しつぶそうとする。
機械の中にいる彼にはないはずの感覚だが、今の彼にはそんなことさえ忘れてしまう。
思い当たるものがあった。見ていた訓練映像だ。どうして、彼女たちに与えられた指示が違っていたのだ?
そして、アルトアバレーは止まらない。彼女は上唇を舌でなぞってから、唇を三日月に割った。
「我らが司令プログラムを通じて提示したのは、三人にとって従えないかつ三人バラバラになるようなプランだ。死にたくない、仲良くしたい、考えたい、そういう思想があるからこそ従えない指示を個々人に出し、それらが絶妙に噛み合わないように調整した。難しいかな。簡単に言うと、三人に一人ずつ従えない指示を出してあえて背かせる。そして、全員が背くと徹底的に叩きのめされるようにするんだ。対戦相手の指示も調節することでね。どっちの動きも筒抜けなんだから、操作するのは簡単だ。そうすることで、従っていないから負けたと教えるんだ。ウォルとオウカは優秀だろ。貴重な部品になるから、丁寧に折ってきた。大変だったんだぜ。半端な奴なら賢い彼女らの仲良くだの考えるだのといった思想に洗脳されて勝ってしまう。そこで二人でも御しれないティスだ。流石に今さら死を恐れるなんて二人も考えなかったみたいで、こちらの思い通り連携が見事に取れなかった。リテッソたちが上手くティスを歪めてくれたことで決定的になったよ。まあ、あれも我らの導きなんだがね。こういう下準備があって、ついに勝利の予定だったんだ」
「勝利だと?」
「そうとも。今までは従わないから負けてきた。何度も繰り返すことで、従わないなんて無駄だと思う。そして、ついに従ってみようと思う。そこでようやく勝利させる。飢えそうな人間に、水を与えるのさ。そうすることで従う事こそ最良なのだと彼女らに思わせ、世界にも示す。部品の完成、そして世界もその通りだと頷く。今まで世間様は従わない彼女らを笑っていたんだ。愚かなことをしているとね。あくまで我らがそうさせていることは知らないから、彼女らが悪いのだと誤解するんだ。そして、やはり命令に背くなど愚かだったとなり、彼女らもきちんと修正される素晴らしいフィナーレの予定だったんだ。それを君は連携だの、仲間だの、誇りだのと唆した。困るんだよね、本当」
ロートは話の半分をわかっていなかった。頭に血が上っているせいか、聞く気がないのか、そもそも理解できないのか。
それでもこれだけはハッキリしている。
「あの子達の苦しみを、お前は」
声が震えていた。喉どころか腹まで震えるような衝動。どうして、彼女たちの孤独を放っておいたのか。その一点だけでロートは抑えきれなくなっていた。
「苦しみ? 馬鹿か、君は。そんなものを抱えている方が悪いんだ。君が生きていた頃は知らないが、今は戦時下だ。それも長い長い侵略戦の。早く攻め落さないと全員が死ぬんだ。戦場でも多くの人が一瞬で散っていくんだ。あの子らは死ぬ。それがわかっていて、仲間だの、死が怖いだの、考えろだのと言うのか? なら、そんなもの消した方がいいだろう。だからこちらの要望を飲め。何も惜しまない。戦うことだけが生き甲斐なのだと思っている方が楽だろう?」
「そんなこと知るか」
ロートはすぐに言ってやった。
「知らないよそんなものは。ボクは隊長だ。部下を守る義務がある。彼女らに灯った火を消す? 馬鹿にするな。ボクは彼女らの隊長なんだ。彼女らが大切にしたいと思うものを守るんだよ、隊長は」
「自分が可愛くないのか。私たちに背くという事はどういうことかわかるよな。今からでもこちら側に協力してくれれば悪いようにはしないぞ? これから先が欲しくないか?」
考える必要はなかった。ロートは既に飛び出した。あの時は衝動的だったが、今は二度目だ。冷静に、自分の意思で告げる。
「御生憎、ボクは彼女らの隊長でしかない。あんたらに消されようとそれだけは全うする」
「偽物はよく吠えるな。将校ですらないお前が何をしたっていうんだ。指示など何一つ有用じゃない。あの子らがお前のおままごとをありがたがっていたのは、模擬戦になってから指示を出されるだけで罵倒の一つも与えられなかったからだ。罵倒でさえようやく構ってもらえたというものだったんだよ。それをお前は得意げに」
ティスたちが罵倒に慣れているからというのはあるだろうが、それ以上に向けられた温度を大切に思ったのだ。意志を砕くように弄ばれ、何も与えられなかった彼女らにとって、ロートの罵倒でさえようやく得られた自分への言葉だったのだ。話がなかったと言っていたじゃないか。文字通り皆無だったのだ。それもあえて。
本当に人を沸騰させるのが大好きらしい。勝利しようがしまいが、自分は消される。そのことを理解してなお、ロートは吠える。
「で、そんなポンコツに負けたのはどこのどいつだ?」
「喧嘩を売っているのか?」
「そうだよ」
「結構。元々、ポンコツの一小隊。放っておいてもいいんだ。でも、売られた喧嘩は買わないとな」
アルトアバレーは歯を見せて微笑んだ。
「私の今回の最高作品と君のポンコツ小隊。十三小隊も些か変わった所があるが、あれは悪くない歪みだ。この二つはさ他の隊の教育に役立ったんだよ。絶対に勝てない隊と絶対勝てる隊。飴と鞭だね。それを使い分け、他の隊の勝敗を上手に操作し従うことこそ最良だと教え込んできたんだ。我らの教育と君の教育、どっちの出来がいいか勝負だ」
「元々、自分の命は優勝以外残らない。言われるまでもないさ」
「いい啖呵だ。楽しみにしているよ、ロート君。でも、その前に交渉だ。君の記憶をこちらは持っている。欲しくないか?」
思ってもみない揺さぶり。しかし、ロートは間髪入れず答えた。
「必要ない。もう、いらない」
「そうかい。勝てばどうにかなると思っていないよな?」
勝負するまでもなく、アルトアバレーにロートは敵わない。
彼は彼女の管理下にあり、逃げ出すことはできない。喧嘩に勝ったとしても自分の結末は処分だ。
ロートが生き延びるのはこの交渉を受け入れるしかない。
「くそったれだ」
ロートが吐き捨てると、アルトアバレーが手を振り映像は途切れた。
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