Xの企画で参りました。
最初から通して拝読いたしました。
人間の狂気に引きずり込まれるようで読む手が止まりませんでした。
こういうものもホラー作品なんですね、面白かったです。
正直、読み始めは「水玉模様の流行なんて」と思いました。
それがこれだけの結果をもたらしてしまう。吃驚です。
現実に起こる猟奇的な事件も他人には理解できない狂気なんでしょうね。
自分の中だけの閉じた価値観に依存するだけ。
アインシュタインの言う「偏見のコレクション」という常識ですね。
そういった描写を興味深く読ませていただきました。
人間の狂気なんて契機は些細なことで生まれてしまう。
常識の箍を外さず生きることができる人もいれば、できない人もいる。
日常は薄氷の上で成り立っているんだなぁ、という読後感でした。
このたびは応募いただきありがとうございました。
今後とも頑張ってください!