第62話 タクシー

男はタクシーの運転手をしている。


あるとき、男は町で女性を乗せ、山奥まで運んで降ろした。


次の日、男は町で女性を乗せた。


昨日と同じ女性だった。


男は叫び声をあげた。


終わり。













■解説

2回目に乗ってきた女性は幽霊。


最初に「運んで」とあるので、女性を乗せた後殺害し、死体を処理するために山奥まで「運んで」埋めた(降ろした)ということになる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る