作品タイトルからわかるように、女子だらけの部活動に、男子ひとりだけ入部した話です。
作者さんが体験したものであって(さすがに人物名や舞台は加工されている)、想像していたのとは違う生々しさがあります。
もしこれが売れ線の漫画であれば、どこかしらのタイミングでラブコメっぽい雰囲気も出てくるんでしょう。
でもそういうんじゃなくて、ほんの一歩会話が噛み合わない感じで、相互理解が進みそうで進まない感じなんですよ。
あとこの作品を読んだことによって、私をふくんだ男子諸君が女子の行動を勘違いして『あいつもしかして俺に気があるのか!?!?!?』とうぬぼれたことの原因がなんとなくわかってきました。
行動と発言の基準が違うんですね。
このレビュワー何が言いたいんだと思った人もいるかもしれないんですけど、このあたりの機微は実際に読んで確かめてください。すぐにわかりますから。