オネガイサマ

よろず。

恋の肉

 むか〜しむかし、あるところにどんなお願いでも叶えてくれる女神様がいました。

 そんな女神の元に1人の男の人がやってきました。

 さて、どんなお願いをするのでしょうか?

「神様! お願いします! 好きな人がいて、その人と僕を結んでください!」

 そう言って、男は女神の前で膝まずき、手を合わせ、祈る。

「いいですよ♪」


(翌朝)

「ありがとうございます!」

「いいえ〜お願いを叶えただけですよ〜」

「しかし、私の願いを叶えてもらっただけでは何ですから、この人間に叶えられることを聞かせてもらえませんか?」

「そうね〜じゃあ、私の元にもっとお願いをする人を集めて欲しいな〜」

「わかりました! たくさん連れてきます!」

 そう言って男は去っていった。


「いや〜それにしてもこの男のお肉は美味しいわ〜ふふっ」

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