王立学園(読み飛ばしてオケ)
山田・太郎という一人の王がいた。
彼は日本という世界からの転生者であり、様々な知識と土魔法に対する神のごとき才能を持っており、この2つの力を活かして数々の伝説を生み出して様々な仲間と協力して誰もが幸せに楽しく暮らせる国として山田王国を創設した。
そんな、山田・太郎の手によって「自分の通ってみたい学園」というのをモットーとして生み出されたのが王立学園である。
王立学園は山田・太郎の土魔法によって1年かけて生み出された学園であり、その広さは下手な城よりも大きく、世界で最も巨大な学園と評される程であった。
内装にも力が入っており、山田・太郎いわく「見て回るだけで楽しい、まるでハリ○タのような学園」らしく、様々な仕掛けや工夫がこらされており、作られてから400年たった王立学園だがいまだに解明されていない場所がある程である。
そんな、王立学園は主に6~12歳までが通う、幼年部、12~15歳までが通う中等部、15~18歳までが通う高等部の3つに分かれており、全ての部において、高い教育を受け、高水準の授業を行うことの出来る教師が十数名雇われており、また、高等部の方では専門的な知識を持った先生も在籍していた。
それでいて、王立学園は完全なる実力制であり、一定以上の成績を取っていれば学費は完全無料となり、平民だろうが貴族だろうが、平等に入学をする機会があった。
ラノベ脳であった、山田・太郎がこの国を思い生み出した最高の学園であった。
ただ、それも過去の話となっていた。
今の王立学園では、貴族の不正入学が後を絶えず、必死の努力で入った平民のほとんどが貴族の手によって蹴落とされる。
傲慢で愚かな貴族が幅を利かせてしまい、山田・太郎の目指した最高の学園から非常の遠のいた学園となってしまっていた。
それでも、在籍する先生は実力者が多く、受けることの出来る授業内容のレベル等は世界でもトップクラスなことには変わりはなかった。
そんな王立学園に今、一人の殺戮魔帝が足を踏み入れるのだった。
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