作品、拝見しました。
言葉を選び、磨き、飾り、思いのたけを表現しようとする心根をひしひし感じます。
それは、大学を辞めて専門学校に進み、カメラマンとして世に出ようとする主人公の「気負い」にも似て感じられました。
ところで、ちょっと分からない部分が。
雪は降っていますか?
蹴上では雪が降っておりましたか? それとも、山越しの風花でしたか?
あるいは、降ってはおらず、地に積もっていた雪が、風に舞い上がっていましたか?
鴨川沿いの三条では、雪はどうでしたか?
道すがら石畳や玉垣にうっすらと、過去に降った雪が積もっていただけでしたか?
木枯らしに抱かれながら語り合うカップルは、みそそぎ川の遊歩道にいたのですか? 足元はどんなだったのでしょう?
主人公は、南禅寺から鴨川まで、鉄道は使わずに歩いて来たのですね?
三条大橋の袂の漫画喫茶で時間を過ごして、店を出た時には、雪はどうでしたか?
先斗町の街中には、雪模様は残っていましたか?
「うら寂しい冬の白銀の世界」、「六角形の天使の囁き」と素敵な言葉が冒頭に連なりましたので、どうなのだろうと気になりました。
続きも楽しませて頂きます。
作者からの返信
デリカテッセン38 様
いやあ~、コメントありがとうございます。嬉しいです。
京都が大好きで、雪景色をいたずらしてしまいました。(笑)
もっと、上手に表現出来れば良いのですが、拙くてごめんなさい。
ご指摘を拝見すると、私以上に京都にお詳しく感じられます。
かつて、仕事で京都に滞在しており、懐かしい景色を描きたくなりました。盛夏の宵山や納涼床の光景も良いけど、雪が古都をさらに美しくなるように清めてくれるようです。
京都花街とは艶っぽいタイトルですね( ◜‿◝ )♡
21歳にしては、和服が似合ってそうな落ち着きですね。
作者からの返信
茶々アルト さま
読んでいただくだけでも
嬉しいのに
コメントまでありがとうございます。