第129話 蒹葭(アシヨシしげる あおあおしげる)

アシヨシしげる あおあおしげる

しろいつゆは しもに

そう あのひとは かわの むかい

さからい ゆけば はばまれながい

ながれに そえば ほらかわなかに


アシヨシしげる せいせいしげる

しろいつゆは しっとりと

そう あのひとは きしの むこう

さからい ゆけば いきが あがる

ながれに そえば ほらほらなかす


アシヨシしげる さいさいしげる

しろいつゆは さらさらと

そう あのひとは かわのみずぎわ

さからい ゆけば はばまれみぎへ

ながれに そえば ほらほらみぎわ


【もとの詩】

蒹葭蒼蒼、白露為霜。

所謂伊人、在水一方。

遡洄從之、道阻且長。

遡遊從之、宛在水中央。


蒹葭淒淒、白露未晞。

所謂伊人、在水之湄。

遡洄從之、道阻且躋。

遡遊從之、宛在水中坻。


蒹葭采采、白露未已。

所謂伊人、在水之涘。

遡洄從之、道阻且右。

遡遊從之、宛在水中沚。


【ひとこと】

おちつく〜〜〜。こういうの、こういうのだよ。


とはいえ日本語にするのは方向性を間違えた感しかないね。締め切り間には合ったのでヨシ!

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