第115話 山有樞(山に樞 沢に楡)

山にあきにれ 沢ににれ

おべべ着なけりゃ ただのきれ

馬車があるなら 乗って行け

今を楽しめ さもなくば

死後に他人が 愉しむぞ


山にはうるし 沢にくり

ここにあるのは 酒に寿司すし

琴に太鼓に 好き好きに

今を楽しめ さもなくば

死後に他人が 愉しむぞ


【もとの詩】

山有樞、隰有榆。

子有衣裳、弗曳弗婁。

子有車馬、弗馳弗驅。

宛其死矣、他人是愉。


山有栲、隰有杻。

子有廷內、弗洒弗埽。

子有鐘鼓、弗鼓弗考。

宛其死矣、他人是保。


山有漆、隰有栗。

子有酒食、何不日鼓瑟。

且以喜樂、且以永日。

宛其死矣、他人入室。


【ひとこと】

なんかそれっぽいのができた!嬉しい!

「ここにあるのは酒に寿司」とかさ、まぁもとの詩にはそんなこと一言も書いてないけど、宴会の余興(?)で歌う感じにした。


もとのに寄せるなら「君にあるのは」くらいだと思うけどそれだと何言ってるか分からないものね。


真面目に読んで、その後は自由に遊びましょう!

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