第112話 伐檀(カンカンとりましょマユミの木)
カンカンとりましょマユミの木
これを黄河の岸に置く
河は清らにさざなみ立てる
植えもしないで刈りもせず
なんで三百軒分を
猟もしないで狩りもせず
なんでムジナが
どこの君子が穀潰し
カンカンとりましょ くるまの矢
これを黄河のやなに置く
河は清らに真っ直ぐ流る
植えもしないで刈りもせず
なんで三百億のイネ
猟もしないで狩りもせず
なんでケモノが
どこの君子が穀潰し
カンカンとりましょ くるまの輪
これを黄河のきわに置く
河は清らに波立て流る
植えもしないで刈りもせず
なんで俵を三百も
猟もしないで狩りもせず
なんでウズラが
どこの君子が穀潰し
【もとの詩】
坎坎伐
不稼不穡、胡取禾三百
不狩不獵、胡瞻爾庭有縣
彼君子兮、不素
坎坎伐
不稼不穡、胡取禾三百
不狩不獵、胡瞻爾庭有縣
彼君子兮、不素
坎坎
不稼不穡、胡取禾三百
不狩不獵、胡瞻爾庭有縣
彼君子兮、不素
【ひとこと】
魏風テメェまたそういうことを!!!っていうラストの句。鶉で止めておけやと思わない!?思うよね!?思います!!!思わない人とは趣味があいませーん、ごめんね!!!!
先日バズってた漫画でいうところの「ここからクセェ」だよ、全くヨォ!?
……はぁ。むり。
韻は好きよ。替え歌しやすそうで。
日本語で韻踏むのは無理があった……まぁ締切の方が大事。くるまの矢の「ヤ」と踏みたくて「やな」にしたけど元の詩ひとこともそんなこと言ってないから気をつけてね。今に始まったことじゃないけどね。
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