第4話 樛木(みなみに みどりの おおきなき)
※「おたまじゃくしはカエルの子」(まーるい緑の山手線)のリズムで
みなみに みどりの おおきなき
えだはが しげって はえている
みごとな ことだよ だんなさま
これぞ しあわせ このかたち
みなみに みどりの おおきなき
かずらが つたって はえている
みごとな ことだよ だんなさま
これぞ しあわせ ここにあり
みなみに みどりの おおきなき
およめも めかけも なかがいい
みごとな ことだよ だんなさま
これぞ しあわせ りそうけい
【元の詩】
南有樛木 葛藟纍之
樂只君子 福履綏之
南有樛木 葛藟荒之
樂只君子 福履將之
南有樛木 葛藟縈之
樂只君子 福履成之
【ひとこと】
詩経は歌である。なら歌える訳がいい。だったら七五調より替え歌がいいのでは……? と気づいてしまったのでしばらく替え歌に訳します。
◯樛木 きょうぼく。
◯かずらがつたってはえている 葛が伝って、蔦が生えている。カズラもツタも同じじゃんって感じですがだからこそ言い換えるのが面白いと思っている。
◯およめもめかけもなかがいい 儒家の皆さまの解釈を入れる余地があったので入れてみた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます