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第1話 関雎(みさご うたうよ)」への応援コメント


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    中国と日本では同じ漢字でも、我々の思っている植物や動物が違うことがあります。

    また、同じ植物でも古代と現代ではものがかなり異なることがあります。

    そのへんは、博物学、名物学、本草学などをしっかりやらないと、全く違うものを想定することになりかねないのでご注意ください。

    以下、参考に

    水上静夫『中国古代の植物学の研究』
    『詩経動植物図鑑叢書 』
    潘富俊『詩経植物図鑑』
    加納喜光『詩経 1・2 恋愛詩と動植物のシンボリズム/古代歌謡における愛の表現技法』
    揚之水『詩経名物新証』

    なんて本があります。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    確かに!?その辺り取り違えて歴史的に大変だった例とか聞きますよね。いちおう詩経の解説書見ながらやってるんですが、なにぶん古い資料が多くて……例えばこの詩だと手元の資料には「和名ミサゴ、俗名ウヨタカ」[1]とありますね!この詩に限らずもし最近の異説などありましたら教えてください!

    [1]吉川幸次郎 注『中国詩人選集〈第1巻〉詩経国風』上下、岩波書店、一九五八年

    1/8 追記ありがとうございます!すごい!とてもお詳しいのですね!これらの本を知らなかったので教えて頂き有難いです。
     こちらは詩経を一度も読んだことのない人間がとりあえず通読を目標にしている記録です。一度にこれらを読み切ることはできないのでむしろ「まったく違うものを想定する」愚を許容して読み進めつつ、知識をアップデートして行く方が現実的と理解しました。したがってこの先いくらでも間違えをおかすでしょうが、ご容赦ください。馬鹿な初学者がいるなぁと思ってコメント頂けると、きっとコメントを読んだ賢い人が「なるほど違う動植物なのか」と理解を深めてくださるものと思います!

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