第2話

「防犯カメラがあったら電車の中の騒動も言及されてめんどくさくなるところだったな」

「まったく…キミは自分がどう思われてたのかわかってないの?」

「今となっては反省してるよ、確かに犯罪の匂いしかしないよなー」

「でもオメーがあんなに大声出すからだぞ?なんで今更そんなことを嫌がるんだよ」

「今すぐやりたいとは言ってなかっただろ?しゃぶってもらっていったん落ち着こうと思ったんだよ」

「バカ!もう!!」

「直前まであんなに真剣な話をして…怖かったって私泣いてたのにいきなりそんな気持ちになれるわけないでしょ!!」

「それに…口でするだけで終わらないでしょ…?」

頬を赤らめた上目づかいで顔を覗き込んでくる目は人と目を合わせることが苦手な彼の目を捉えることはできず、すぐに離されてしまった。

「…そういう所作が耐えられないんだよ!ったく!自分がかわいいのを自覚しろ!!」

「ひぃぃぃ…怒鳴らないでよぉ…怒ってる?」

うるうると大きな瞳に涙をにじませて彼に抱き着く

人の目を見つめることが苦手な彼にとって彼女の美しい瞳は到底耐えられない。

「うっ…お、怒ってないって…ただ気をつけろよってことで…」

「で、でも…私が悪いって…」

「い…いや、俺がオメーの気持ちを考えられなかったんだ…すまなかった…だから…その…」

彼が言い淀んでいるのを見て思わず彼女が笑いをこらえきれなかった。

「くくっ…」

「むほほ…あーははは!!!!!」

「もぉ~コウ君~!」

「私がかわいいなんてわかってますよーっだ!」

「あぁ!?」

「ほらほら~!どうしたの~?ちょーーっとかわい子ぶっただけでそーんなにメロメロになっちゃって~」

「扱いやすいな~♪本当に私のこと大好きなんだね~?何とか言ったらどうなの~?」

「ねぇねぇ焦った?焦ったでしょ~?もー!かわいらしいなぁー!ほらほらなんとかいったらどうなーあっ…」

さぞかし情けない顔をしてるだろうと彼の顔を覗き込もうとするとズボンのチャックが緩みかけるほど強く下半身に血が巡っている様子が視界に入った。

「え…うそ…まさか本気にしてないよね…?じょ…冗談だから…ね?」

「ほ、本気にしな…ムグっ!!んー!!んー!!」

今度は助けを呼ばれないようにと口を押え路地裏へと連れ去った。


カチャカチャ…スッー…

「ハァ…素直に従っておけば口だけで済ましてやったものを…」

「もう…!本当に野獣なんだから///仕方ないな~…これだからコウくんは…どうしようもないホモ野郎だね~」

壁に手を置き一糸まとわぬ姿になった下半身を彼に向けフリフリと煽る。

外見通りのVIO毛一本生えて居ない綺麗な肛門だ。

もはや肛門ではなく生殖器として機能しているようなかわいい桜色をしていた。

「この…オスガキが…!わからせてやる…フー…!!フー…!!」

腰をつかみおよそナスほどの大きさのものを尻の上に乗せる。

彼の菊を念入りに舌を入れて舐めまわし準備を始める。

「はやく~出す穴が入れる穴になりたがってるんだから~!」

「ハァ…ハァ…アサヒ…入れるぞ!」

「うん///来て!!」

尻を舐められ完全に勃起した持ち主同様かわいらしく皮をかぶった7cmほどのアサヒのブツは、先からとろとろ透明な液を垂れ流していた。

「アサヒ…オメーのとろとろのケツマ〇コに入れるぞ!」

「うん…早く私のマ〇コ…めちゃくちゃにして///」

「うお…ナカキツキツ…」

「なのに…抵抗なく吸い込まれていく!」

「んんん///…あはぁ…イッちゃった…」

「入れただけで出すなんて…やっぱりオメーも期待してたんだろ!!」

「そ、そんな…こと…無い…」

「オラ!イキ顔みせろ!!入れられただけでイッちまうような早漏の情けないメス堕ちしたイキ顔見せろ!!」

「んう…お゛お゛お゛!!キ…キスして!」

「上等だ!!テメ―のケツ舐めた口とキスしろ!!」

やわらけぇ…全部やわらけぇ…肉付きも骨も口の中も…完全に女の質感だ!

女にチ〇コついてるだけの女だ!

「ぷはぁっ…このふたなり野郎!俺と一緒にイけぇ!!精子まみれでぬるぬるのチ〇コ扱いてやる!!!」

根っこから力強く握り乱暴に扱き始める。

「オラァ!!イけ!このふたなり野郎!!俺だけのメスに成れ!!」

「コウくん!!一緒にイって!私のマ〇コ中出しして!」

「大好きだ!!アサヒ!!」

「私も!!コウくん!!」


アサヒの身体は宣言通りにめちゃくちゃにされた。

彼の手に支えられた体は噛まなくても呑み込めると食レポされそうなほど力を一切感じられず溶けている。

大きなコウのモノが引き抜かれ白濁の濃密な愛の結晶が閉まらなくなった尻からコポコポ溢れ出る。

アサヒもなかなか量を出したせいで学校指定のセーラー服にかかっている。

数えきれないほど揉まれ続けたアサヒの胸はギリギリBカップくらいはありそうだ。


「しまったな…」

「後先考えずにやってしまったもんだから拭くものがない…なぁアサヒ!なんか拭くものは―」

「あひぃ…だい…すきぃ…」

「あぁ…くっそ…かわいい…えろい…およめさんになってくれねぇかな…」

「ともかく、流石にこんなにザーメンまみれで学校に行くにも…」

近くのコンビニで何か拭くものがなくちゃなぁ…

でもこんなメスアクメに屈してアヘってる女を置いていくのはマズいか…

あコイツ男だった

あれ…?でも女にしか見えないな…

性別を一応確認しておくか…

ケツを突き出して地面に倒れ込んでる…ケツがくぱくぱと開閉するたびに俺の精子が溢れ出て…えっっっっっろ!!

これは絶対に女だ!こんなエロい男がいるはずがない!

でもよく女って言ったら「私は男ですー!!」って怒ってたな…

んじゃ男か?

念のため聞いておくか

「おいアサヒ!オメーは女か?男か?」

「あひぃ…私は…コウ君だけの女になりまふぅぅ…」

俺にだけ女なら他の人にとっては男か

よし!!じゃあ大丈夫だろう!

それにサッサとティッシュを買うだけだ!

数分なら大丈夫だろ!

「それじゃあコンビニで拭くものを買ってくるから見つからないようにしておけよ!」

「もぅ…おしり閉じない///…」

「ちょっと張り切りすぎたか…次は腕を試してみよう」


よしよし、ティッシュあったぞ!あんな綺麗な体を傷つけちゃいけないからな…鼻セレブで拭いてやろう。

おっ!グラビアか!

やっぱり巨乳はいいよな~俺の彼女もこんなに巨乳だったらな~

胸以外は100点満点なんだけどな~ち〇こも生えてるし世界一かわいい顔してるし完璧なんだけどな~

あ、あいつ男か

おっと、コンドームかー

何だかんだで使ったことないな~

あれだけ中出ししてたら流石に使ったほうがいいか…

あれ?なんで今まで使ってこなかったんだっけ…

あ、あいつ男か

ん?なになに…彼女へのプレゼントの選び方…

数十分後…

なるほどねーこりゃ、参考になるな…俺もこの本に習って

彼女にプレゼントを…あ、あいつ男か

…ん?彼女?

………あっ!!アサヒ!!


嫌な予感は当たっていた、簡易ラブホだった路地裏にやたら人だかりができている。


「す、すいません!どうしてこんなにお巡りさんたちが集まってるんですか!?」

「どうやら、女の子が乱暴されたみたいで…」

「でも不思議なことにその女の子には…その…男性器がついてるんだよね…」

「それに意識も混濁してるみたいで…」

「何を聞いてもコウ君コウ君って…たわごとを言い続けて…」

「・・・・・・」

「そうなんですか…怖いですね…それじゃ僕は学校があるので!」

「コウくーん…」


いやー…完全に遅刻しちゃったなー…まあいいや!なんかよくわからないけど体がすっきりしてるし!

「よーし、今日もがんばるぞー!」


彼は記憶を消した。



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