リリィ·プラネット
安藤ユアム
第1話 星詠町に帰って来た!
…「この星空を一緒に見た二人はずっと一緒にいられるんだって これで私達ずっと一緒だね...」…
…っは!またこの夢か!
...でもこの『
「お姉ちゃん何寝てんの!! 荷物開けるの手伝ってよ!」
リビングから妹の雅の声がした。
「ごめんごめん...昨日は夜中までゲームしてて💧」
雅は頬を膨らませて睨んできた
「もう💢お母さん達いないんだから手伝ってよね!」 相変わらず怒りっぽいなぁ...
「わかったよ~...手伝う。」
私達は二人で荷物を開け、引っ越し作業を終えた。
「お姉ちゃん ご近所さんに挨拶行くよ! ほら!粗品のいきなり団子持って!!」
「はいはい...行くよ。」
私達は二人で近所を挨拶してまわった。
「ここで最後かな?雅~疲れたんだけど~。」
「はぁ...お姉ちゃん、文句言わないでよ ここで最後だから。」
えっ!やった~♪︎
さっさと終わらせよ~っと♪︎
着いた家の表札には『紫子ノ宮』と書いてあった。
珍しい名字だな~でもどっかで聞いたことあるような~ないような~。
インターホンを鳴らすと中から紫色の泣き袋のほくろが目立つ美少女が出てきた。
「は~い どちら様でしょうか?」
「えっと、最近引っ越して来た『折尾』です。これつまらない物ですが。」
美少女はいきなり団子を受け取って笑顔で
「ご丁寧にありがとうございます。 えっと今家に親はいないんですけどお茶でもどうですか?」
礼儀正しくて顔が整ってて本当に美少女だな~
それに私より胸大きいし...
「ご丁寧にどうも じゃあお邪魔しようかな。お姉ちゃん行くよ。」
「え~...まぁいっか お邪魔しま~す。」
家の中に入って私は目を疑った。
この家知ってる...ここって...あ!『紫子ノ宮』って。
「ここ...『みお』の家だ...。間違いない!」
「『みお』って あの昔近所に住んでたお姉ちゃんの友達の?」
私は頷いた。
「お二方 お茶は紅茶で良かったですかね?」
そう言っている美少女にはなんとなく面影がある。
「ねぇ、あなた『みお』って名前じゃない?」
「えっ! そ...そうですが、どこかでお会いしました?」
そう言って混乱している。
「そっか、覚えてないんだ...。」
私は少しほっとした。たぶん十年前の美少女って『みお』だった気がするし...。
「いや、何でもないですよ。 気にしないでくださいね。」
その後三人でお茶をした なんかみお変わったな~。
まぁ十年も経ってたら変わるよね...。昔はおせっかいでおこりんぼだったのに。
「少しおトイレに行ってきます。」
…続く…
リリィ·プラネット 安藤ユアム @ayu802
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