第2話

「…であるからにして、…は問2と同様に…」


 昨日のことが頭から離れない。なんで彼があの中にいたのだろう。

 もしかしてカツアゲとかされてた?いや、彼に限ってそれはないか。でもそしたら余計に彼がいた意味がわからない。


「おい、大賭場、聞いてるのか?」


「あ、すみません。少し考えごとしていました。」


 あぶないあぶない。先生に怒られるところだった。この先生怖いんだよな。会長っていう立場がなかったら結構怒られてただろうな。


「ここテストで解けなかったら怒るからな。」


「頑張ります…」


 めんどくさいことにならないでよかった。とりあえず授業に集中しとこう。




キーンコーンカーンコーン


「学校ようやく終わったぁ!!!休み休み休み!」


「瑠璃ったらそんなに学校終わってほしかったの?」


 友達の海が笑いながら話しかけてくる。


「もちろんだよ!?今日も明日も明後日も生徒会の事務仕事ないんだよ!?あのブラックの生徒会が!」


「あはは、そんなに大変なんだ生徒会。お疲れ様。」


「あ゛〜、効くぅ〜!」


 海がマッサージをしてくれる。やばい。嫁にしたいこの子


「どうする?今日一緒に帰る?」


「あー、ごめん。私今日寄るところがあるから!」


「そうなのね。了解!」


そう。私にはやらなきゃいけないことがある。昨日見かけた彼を問い詰めるのだ。


━━━━━━━━━━━━

 第二話です。カクヨム使うの初めてなので色々な機能試しながら頑張ります!!応援よろしくお願いします。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る