私が恋した副会長が本当はプロギャンブラーだったんですが

夢入煙

第1話 プロローグ

夕暮れの生徒会室。


「会長。これ予算案です。」


「...あ、ありがとう。設楽しだらくん。」


私は約5枚の資料を見て驚いた。うわ、丁寧すぎでしょ。この予算資料。

さすが私の彼氏。まだ彼氏じゃないけど。


「じゃあ、俺帰るから。」


「あ、うんお疲れ様!」


そう言って彼は生徒会室から出ていく。


「はぁ〜!もう設楽くんといれないのか~。早く私も帰りたぁい!設楽くんとLINEしたいぃ~!」


 いけないいけない。声を出しすぎた。いくら生徒会室が学校の隅っこにあるからってうるさくなってしまう。


「とりあえず、ちゃちゃっと残りの仕事終わらせますか!」


 私はイヤホンを取り出し、お気に入りの音楽を流す。


「〜♪〜♪」


 鼻歌を歌いながら私は残りの仕事を終わらせていく。


「ふぅ。終わったぁ。」


 設楽くんが帰って1時間。ようやく全ての仕事が終わった。


「よく頑張った私!さて、早く帰ろっと!」


 急いで玄関を出て、私はいつもの下校ルートで帰る。


「うげっ。たむろしてる人たちいる…」


 そこには5、6人の大人の人たちが下校道で立ち話をしている。めんどくさいことにならないようにしたいな。ああいう大人の人たちってなんかこわいもん。

 私は何もされないように身を縮めてわきをそっと通る。

 その時チラッと大人の人たちの方を向いてみた。


(え!?)


 声が出そうになった。もし出ていても仕方がなかったと思う。だって


その輪の中には彼がいたから。


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はじめまして!夢入煙と申します!!

この度は「私が恋した副会長が本当はプロギャンブラーだったんですが」プロローグをお読みいただきありがとうございます!

この物語、実は去年に某感染症かかって暇な時に3分であらすじ考えて、1時間でキャラとか用語とか考えたんですよね。

 つまり何が言いたいかというとクッッッッソ浅いお話になってます。それでもいいよという方がいましたら応援していただけると嬉しいです。

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