第2話

まずは、魔法を覚える事から始めよう。前世にも魔法はあったが、この世界とは少し違うようだ。


まず魔法にはそれぞれ、火、水、風、土の基本属性があり、光、闇、空間、などの特殊属性がある。


これらの属性は、練習すれば誰でもある程度は、使えるようになるらしい。


魔法にも強さの分類があるらしく、初級魔法、中級魔法、上級魔法、最上位魔法、神級魔法があるらしい。どこまで使えるかによって魔導師のランクが決まるらしい。


魔導師のランクとは、下から、四級魔導師、三級魔導師、二級魔導師、一級魔導師、賢者、大賢者とある。四級は初級魔法から、中級まろうが使えればなれるらしい。大賢者までになると、神級魔法が使えるらしい。


大賢者がどれだけ凄いかは知らないが、俺からみれば雑魚だろう。まぁ実際会った事がないから分からないが。


この辺は前世の時と、あまり変わらない。


問題は〖オリジナル属性だ〗


オリジナル属性とは、その人にしかない属性らしく、極める事ができる。


極める事が出来れば、世界の理を外れた力へと進化するらしい。その力は、属性によって違うが、神の権能に匹敵、もしくは上回ると言われている。前世にも神はいた。そして戦い、勝ったが、権能というものは中々厄介だった。それと同等、もしくわ上回る力が手に入るなら、手に入れないわけにはいかない。


そしてオリジナル属性を極めた者は、魔術師と呼ばれている。


なので俺は、早くても五年、遅くても六年で、魔術師になる予定である。


問題は俺に、オリジナル属性があるかどうかだが、それに関しては問題ない。ある者には、自然と頭で理解出来るらしい。


そして俺は、既に頭の中に浮かんできている。なので問題はない。


なので暫くは、オリジナル属性を極めるのに力を入れるつもりだ。


さてまずは、普通の魔法が使えるか試して見なければな。魔法とは、世界に存在している、マナを、体内に溜め込み、そのマナを使い発動させる。なので魔力量は、生まれた瞬間に決まっている・・・と世間では言われているらしいが、そんな事なない。確かに、マナを貯める器官は存在しているが、それを大きく出来ない訳がない。溜め込んだマナを全て使い切ると、魔力切れという現象が起きる。そうすると、体内の器官は、今後は魔力切れが起きない様にと、その器官を大きくするのだ。これによって、魔力量が増えるていく。この事については、一般的には公開されていないらしいが、気ずぐ者は気ずくし、一度魔力切れになれば、分かることだ。


俺は生まれた時から魔力切れを繰り返し、魔力量を増やしてきた。なので、魔力量は多いいはずだ。


次に魔力操作だが、これは前世と変わらない。まずお腹で魔力を感じ、そして体全体に流していく感じである。これを繰り返すだけである。


では魔法を使ってみるとするか。


「ファイヤー」


火の初級魔法である、ファイヤーを使ってみた。そうすると、手の平に、黒い炎が出た。


「ふむ・・・・何故黒いのかは良く分からないが、成功と言えば成功か」


その後は、基本属性と特殊属性の、初級魔法を試したが全て出来た。前世の記憶がある分イメージしやすいのかもしれないな。魔法は、頭の中でのイメージが大事であり、上手くイメージしないと発動しないのだ。だから、先程何故黒い炎が出たのかはよく分かっていない。


「・・・まぁ黒だろうが関係ない。どうせいずれ、皆俺にひれ伏すのだから・・・クク!楽しみだな」


まだ世界は知らない。世界を滅ぼしかねない者が此処に居ることお。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る