第3話 「まっすぐ目を見られないのはなぜだろう」

人の目が怖い。


そう思うのは、何故だろう。


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基本的に、人は好きで...苦手である。


『自分のまま』で人と付き合い、否定される。


辛かった。


分かってもらえることが、こんなにも嬉しくて...。

分かってもらえないことが、こんなにも痛くて...。


大きめな声は苦手だ。

柔らかい大きめな声は、まだ良いが。

トゲがチクっとあるような声は...特に。


そんなトゲのあるような声の時、まっすぐ目を見られない。


分かってる。

昔と今は違う事くらい。

でも、もう1人の自分が訴えてくる。

『そいつも同じだ。傷つけてくる奴と。』

思うままに進めなかった自分に手を取られる。


✼••┈┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈┈••✼


「もう大丈夫だよ」と

もう1人の自分を抱きしめて。


前に進む1歩の勇気を。

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