第7話恐怖の椛山准教授

殺し屋に老夫婦殺害の以来をしても、埒があかない。ならば、いっその事、自分自身の手で殺害してしまおう。

彼は理工学部准教授なのだ。

椛山は、その日老夫婦とUNOをして、目覚ましに紅茶を出した。

午前0時解散して、3人ともベッドルームへ向かった。

2時間後。椛山は、出刃包丁を餅老夫婦の寝室へ向かった。

ベッドに横たわる老人に出刃包丁を何度も振り下ろした。

その時だ!


部屋の明かりが点いた。


「椛山君」


じいさんがライフルを構えて立っていた。

「どういう事だ?紅茶の睡眠薬が足りなかったのか?」

「私は元刑事だ。紅茶は君の目を盗んで観葉植物に与えたよ。君は、この殺し屋リストを隠し持っていたね?」

「……う、うるせぇ~。今夜、ぶっ殺してやるっ!」


追い詰められた椛山准教授は、出刃包丁を持ち老夫婦に突進した。


グキッ!


椛山は右足を挫き、派手に転んだ。だが、椛山は起き上がらなかった。

出刃包丁が喉に突き刺さっていた。

即死だった。

じいさんが、死亡を確認した。


これにて一件落着。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

殺し屋連続殺人事件 羽弦トリス @September-0919

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ