【完結】追想の愛は誰の為に

この紹介は誰の為に - 2

キャラクター紹介、2回目です。

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名前：フィラデルフィア・ヴィスコ（フィー、フィア）

魔法：植物

種族：魔族・混血（竜）

身長：145cm

体重：40kg

年齢：11歳

身体的特徴：赤毛に琥珀の爬虫類の目。頭には竜の角が二つある。左頬と右脇腹に火傷を負い、赤い鱗になっている。

竜族の特徴を除けば顔は女神と瓜二つ。（ロイク談）

魔術学院小等部5年生。

魔術学院に通いながらターゲスの養女として軍の居住区にあるターゲスの家で暮らしている。

愛するロイクの魂にかかっている呪いを解くカギを探す為、絶賛勉強中。

孤児院で女神の記憶が目覚め、暴走するのを恐れていたが今回の騒動でどう向き合えばいいのかが分かった。故郷の村の悪習により、魔力核に【女神の体】が封印されている。

名前：ロイク・フォン・カレンデュラ（ロイク）

魔法：時間

種族：人族・純血

身長：180cm

体重：70kg

年齢：26歳

身体的特徴：長いストレートの白髪に緑眼。

かなり純度の高い人族なので、巨大猪を蹴り飛ばせるくらいの筋力もあるのだがなぜか細い。戦う時は足技が強い。

【女神の夫】の生まれ変わり。女神と過ごした数百年の記憶を継承している。

旧カレンデュラ領アイーシュ街の隅で孤児院を経営。元領主であるため、現在は領地の自治会である協会で相談役も行っている。

フィーの言葉により死んだ妻への想いに気付いたが、現在は前を向いて次の妻をフィーにしようと考えていた。（だが今回の騒動でフィーへの愛情に変化あり）

自分の領域外のことについては情報こそ把握はするものの、自分に影響がなければ別にどうでもいいという自己中心的な一面があるが、子供はみんな愛してる。

名前：ウォルファング・ヴィスコ（ウォル、ウル）

魔法：水、氷

種族：魔族・純血（狼）

身長：159cm

体重：55kg

年齢：11歳

身体的特徴：髪は灰色よりのブルーアッシュ。狼族なので耳と尻尾と足が狼の形になっている。

絶賛成長期中。軍の先輩からたくさんお下がりの軍服を貰っている。

メイラ国軍第一部隊治安維持部第三小隊に所属。階級は二等兵。

訓練兵だった時にターゲスに気に入られて彼の養子となる。戸籍ではフィーの義弟だが、孤児院に入る前は同じ村で暮らしていた幼馴染みでもある。

故郷の村が燃やされた復讐心と、自身が想いを寄せているフィーを守るために従軍した。再会した流れでフィーの護衛をすることになる。

だが今回の騒動で晴れて(？)フィーに振られる。

名前：ターゲス・シュヴァリエ・ヴィスコ（ターゲス）

魔法：風

種族：魔族・純血（鷲）

身長：190cm

体重：288kg（翼の重さも含む）

年齢：36歳

身体的特徴：筋骨隆々の大男。背中には引きずりそうなくらいある大きな翼がある。茶髪。

メイラ国軍第一部隊隊長。階級は大将。

フィーとウォルの義理の親。自分の両親が死んでからは天涯孤独だったが、ウォルは彼の生き様を案じて、フィーはロイクからの頼みで養子にする。

二人のことは保護者として気にかけているが、多忙なので顔を合わせない日の方が多い。

軍が国を乗っ取り、権力が上になると自身も政治に関与することになり、旧友であるロイクから助言を貰ったりしている。（別に政治上の依怙贔屓はしてない）

名前：クライアン・ハイドランジア（クライアン）

魔法：空間

種族：魔族・純血（馬）

身長：185cm

体重：90kg

年齢：25歳

身体的特徴：こげ茶色の髪に馬族の特徴として耳、尻尾、足が馬の形をしている。

事務作業中は視界を狭めるために眼鏡をしている。仕事中は顔が怖い。

メイラ国軍第一部隊隊長の側近。階級は中尉。

貴族の次男坊。枯れた土地で一生を過ごしたくないという理由で従軍したという経緯を持つ。

だが相手にも自分にも厳しいタイプで、味方が苦しんでも助けないため誤解されやすい。基本冷静・冷徹に振舞うが時々感情的になる。

アリックスの指導の下オーキッドに近付いて二重スパイをしていた。

今回の騒動でフィーを自分の任務の為に利用したことに罪悪感を抱く。

名前：アレクサンダー=アリス・フォン・ロータス（アリックス、アリス）

魔法：音

種族：魔族・純血（兎）（母親が混血なので純度は低い）

身長：169cm

体重：60kg

年齢：15歳

身体的特徴：アルビノなので白髪で色白。瞳の色は赤みがかったピンク。兎族の特徴として耳、尻尾、足は兎のそれ。女顔の美青年。

メイラ国軍第一部隊第三小隊の隊長。階級は中尉。（クライアンとは同期）

代々宰相を務めていたロータス家の隠し子だったがお家騒動により当主になり、ついでにオルキデアが付いてきたという苦労人。

アリックスはミドルネームであるアリスとアレクサンダーのあだ名（アレックス）をまぜたもの。（アリスは母親の名前）

自分の容姿を活かしてよく女を誑し込んでいたが、今回の騒動でオルキデアとの関係が公になるとそれは無くなり、前よりも一層彼女に対して甘くなる。

実はフィーの孤児院時代にリナリアと偶然接触している。

名前：アコナイト・シュバリエ・ベノム（アコナイト）

魔法：毒

種族：人族・純血

身長：165cm

体重：54kg

年齢：25歳

身体的特徴：肩まで切りそろえた濃いピンク色の髪と瞳。軍帽と体型がはっきりしたり露出の高い恰好をよくしている。（軍の人間は彼女の格好に慣れているか、諦めているか、階級が上などという理由で誰も言及してこない）

メイラ国軍第二部隊隊長。階級は少将。

代々騎士を排出してきたベノム家の当主。今回の騒動でターゲスと共に指揮を執っていた。

ターゲスに対しては第二の父のように慕っていた。

名前：オーキッド=モス・ファレノプシス・メイラ（オーキッド、元皇太子、皇子）

魔法：魔眼（千里眼、情報読込、精神干渉など）

種族：人族・混血

身長：165cm

体重：45kg

年齢：享年18歳

身体的特徴：プラチナブロンドの髪、紫色の瞳。顔の堀が深い。

元メイラ帝国の皇族。皇位継承権第一位の皇子。

虚弱な体から脱却したくて竜族と自分の血を掛け合わせた子供を作り、自分の記憶を埋め込もうとした狂人。

幼い頃実母に呪われ、異母妹のオルキデアの情報だけ読めなくなり、彼女に関する情報も一部忘れてしまっていた。その代償で【愛】が欠落していた。

皇帝は務まらないと思った先代の皇帝はオルキデアに継承しようとしていたので、オルキデアを憎く思っていた。

オルキデアの告白によりその代償は取り戻したが、自分の肉体に限界を迎え死亡。

名前：オルキデア=カトレア・フォン・ロータス（オルキデア・カリン・皇女）

魔法：氷

種族：魔族・混血（金糸雀（カナリア））

身長：147cm

体重：42kg（翼の重さも含む）

年齢：12歳

身体的特徴：プラチナブロンドの髪、紫色の瞳。たれ目。鳥族の特徴として背中に黄色い翼がある。（現時点でオルキデアに飛ぶ力はない）

旧メイラ帝国の皇族。皇位継承権第二位の皇女。前の名前は「オルキデア=カトレア・ファレノプシス・メイラ」

皇位継承権を持つ者としてオーキッドと同様に教育を受けていたが、国が軍に乗っ取られると、彼女はアリックスと結婚する前提でロータス家に引き取られる。

異母兄であるオーキッドと婚姻関係を結ぼうと企むほど彼には想いを寄せていたが今回の騒動後、妻としてアリックスと向き合う。

名前：コスモス・ジェダイト（コスモス）

魔法：？？？（まだ決めてない）

種族：魔族・混血（烏（カラス））

身長：143cm

体重：54kg（翼の重さも含む）

年齢：11歳

身体的特徴：黒髪三つ編みのおさげ。黒い瞳。鳥族の特徴として背中に黒い翼がある。

宝石商の娘。フィーと同じクラスの同級生。

「貴族の顧客を増やす」という目的で親に魔術学院に進学させられたものの、派閥や社交場が苦手になりひっそりと学院生活を送る。

だがフィーに声をかけられることをきっかけに友達になる。

■その他名前だけ出ている人物名

名前：リナリア

魔法：治癒／毒

種族：人族・純血

孤児院でくらしているフィーの友人。

フィーの皮膚の鱗を毒魔法で消したことがある。現在孤児院で暮らしている。

　＃第一章 9.我が心、汝の魂に刻み給え より

少女でありながらフィーに恋心を抱いている。

　＃第一章 この恋に気づいて より

名前：ガーベラ

魔法：炎

種族：人族・純血

孤児院で暮らしているロイクの使用人。

元々孤児だがカレンデュラ家の使用人になるにあたって、家政婦の学校で色んな事を学んだ経歴がある。

　＃第一章 燃える神秘の愛は誰の為に より

だが彼女の淹れる茶はまずい。

　＃第一章 16.告白と別れ より

名前：ヴェロニカ・トロヴァオ

魔法：雷（電気）

元オルキデア付きの護衛兼侍女。軍での階級は少佐。

軍の王宮騎士団の団長。クーデターをするため騎士団に入り、団長にまで上り詰めた。

オルキデアのことは従者として大切に思っていたため、彼女を裏切ることに葛藤していた。

オルキデアの身元がロータス家に渡るのを見送り、軍を去った。

のちカルト教団に目を付けられオーキッドの手によってマインドコントロールされる。

ちなみに完全な呪術解除の結果、教団にいた時の記憶がなくなってしまったため、未だ彼女の罪について審議が難航している。