第19話 お泊り会

「なんやなぁ、もう、今日から夏休みでもいいんとちゃう?」


ミドリが棚のお菓子を物色しながら、ブツブツと文句を言う。


「あはっ、仕方が無いよぉ。カレンダーがそうなってるんだもん。」


まどかはそう答えながらも、ミドリの言い分もわかると考えていた。


何故なら、週明けの月曜日に終業式があり、その次の日からは夏休み。

そして月曜日の日程は1時間ほどの終業式のみ。つまり、わざわざ終業式の為だけに、月曜日に登校するのだ。

だったら、昨日の金曜日に終業式を行えばいいのに、と思わなくもない。


これは、ミドリやまどかだけでなく、大半の生徒がそう思っているのに違いなかった。


「まぁ、でも、今は今日の事だけ考えようよ。楽しみだなぁ、お泊り会。今日は頑張ってミドリが好きなモノ一杯作るよ。何が食べたい?」


「せやなぁ。やっぱりここは定番の肉じゃがちゃうか?あ、でも、ネコの奴は洋食系がいい言うとったなぁ。ハンバーグとか。」


「うーん、ハンバーグって洋食なのかなぁ?」


「ちゃうんか?レストランなんかに行くと大抵はあるやろ?」


ミドリの中ではレストランにあるものは洋食、大衆食堂にあるものは和食、とカテゴライズされているらしい。


食堂にもハンバーグ料理はあるし、レストランでも和食系を扱っているところは多いんだけどなぁ。


そう思いながらも、ミドリの考え方に水を差すつもりはなく、まどかは、「そうだね」とだけ答えて、食材の選択に思考を戻す。


今日は久しぶりのお泊り会という事もあり、まどかが夕食を担当する。


いつもなら、食べ盛りのミドリの為にも、安価で量が作れるカレーを選択するところだ。

カレーはいい。ちょっとした工夫で多数のバリエーションが出来る。

例えばハンバーグ。

カレーにハンバーグを添えるだけでハンバーグカレーが出来上がる。美音子のリクエストにも合う……さすがに肉じゃがとカレーを合わせるのは難しいけど。


他にも、ポークカレーをベースに、豚バラを煮込んで、さらにロースカツを添えれば翠の大好きなトリプルポークカレーが出来上がる。


一口にカレーと言っても様々なバリエーションのおかげで飽きも来ず、奥が深い料理なのだ。


だからいつもであれば、新しいカレーに挑戦するところなのだが、今回は少しだけ事情が違う。


折角だから、とお姉ちゃんが夕食にライトさんを誘ったのだ。


ライトさんに振舞うとなれば、ちょっとは気合入れたいと思うのは恋する乙女としては当然の事だ。


そう、私はライトさんに恋をしている。これが多分初恋というものだ、とまどかは思う。


最初は、この抱えている想いなのが何なのかよくわからなかった。


だけど、翠や美音子の話を聞いているうちに、自覚した……自覚してしまったのだ。


そうなると、もうライトの前でどういう態度で接すればよいか分からなくなり、ここ最近のまどかの態度は、素晴らしく不審なものになっていた。


きっとライトも気を悪くしているだろうと思うと、ますますどうすればよいか分からなくなり、結果として、最近のまどかは、ライトの姿を見かけると、ダッシュで逃げるという奇行を繰り返していたのだ。


勿論、そんな事をしていれば、ライトだけではなく、真理やみやびも不審に思われる。


当然、姉の真理に問い詰められるのだが、まどか自身うまく説明できず、ただ、ライトさんを前にすると、ドキドキしてうまくお話しすることが出来ない、ライトさんに変な子だと思われたくない、でもどうしていいか分からない、といった状況を、拙く説明する。


すると、姉の真理は納得したように頷き、まどかを優しく抱きしめる。

そしてみやびは、複雑な表情をしながらも、まどかの頭を撫でてくれた。


ただ、二人して、「今度あやちゃん(れーじん)をしめないといけないね」と呟いていたのは聞かなかったことにした。



「それでどうするんや?男の胃袋を掴むんは肉じゃがが一番っておにぃも言うとったで?」


そんなミドリの声に、まどかは我に返る。


「うーん、それでもいいんだけど、肉じゃがはこの前お姉ちゃんがライトさんに振舞っていたから……。って、みどりっ、なんでっ!」


思わず答えてしまってから、まどかは、翠の言葉に含む所があったのに気付き狼狽える。


「あんなぁ、まどかは隠していたつもりかもしれぇへんけど、……バレバレやで?」


「バレバレって……ひょっとしてネコちゃんにも?」


まどかが恐る恐る聞くと、翠は大仰に頷く。


「……まさか、ライトさんにも……。」


少し話しただけで姉の真理やみやびに理解されてしまったのだ。その上翠や美音子まで知っているとなると、当の本人であるライトにもバレているかもしれない。

そうなったら、ますますライトと顔を合わせることは出来なくなってしまう。


「せやなぁ……、ライトはんは気づいていーへんと思うけど。おにぃが言うには、ライトはんはそういうのに鈍いっていうとったし。」


「そ、そうなんだ……あ、アハハ……。」


まどかは少しホッとしたと同時に、霧島先生に話したのだろうか?と、目の前の親友を恨めがましく見つめる。


「あ、違うで、おにぃには何も言ってぇへんで。おかげで、ウチがライトはんに気があるんじゃないかって疑われてしもうたけどな。」


まどかの視線に気づいたみどりが慌てて弁解する。


それを聞いてまどかはほっと一息つく。


まどかは確かにライトに恋をしている。これは揺るぎのない事実だ。

だけど皮肉なことに、まどかが自分の恋心を自覚したがゆえに、みやびがライトの事を、まどかと同じように……それ以上に好きなことが分かってしまった。


まどかとしては、もう一人の姉ともいうべきみやびの恋は応援したい、みやびには幸せになってもらいたいと思う。

それが結果としてまどかの失恋という痛みと引き換えになるのだとしても。


だけど、そんなまどかの気持ちを知ってか知らずか、みやびはまどかにこう言ったのだ。


「どっちが選ばれても、恨みっこなしだからね。だから遠慮することは無いんだよ。」


と……。


ただその後に小さな声でつぶやいた「結局まどかが立ち塞がるのね」という呟きの意味はよく分からなかったけど。



まどかは軽く頭を振り、余計な思考を追い出す。

今は今夜の夕食の事だけ考えよう。


「まじめな話な、ウチは唐揚げでええちゃうかと思うで。ていうか、まどかのから揚げ食べたい。」


「この前お弁当で食べたばかりじゃない?」


「それでもや。お弁当もおいしいけど、揚げたてには敵わへんで。あの唐揚げなら、どんな男もイチコロや。ウチが保証するで。」


「うーん、なんか唐揚げ作ったら、ライトさんの口に入る前にミドリが全部食べちゃいそうだね。」


「当り前や。まどかの唐揚げを男に喰わせるなんて、もったいのうて、でけぇへんわ。」


「ハイハイ、ありがとうね。」


まどかはそう言いながら、鶏肉のコーナーへと向かう。


翠と美音子がいるし、ライトさんとみやびお姉ちゃんも加わるとなると、2kgでも足りないかも?


お弁当の日に、まどかが作っていった唐揚げは1㎏だった。

3人分だけど、ちょっと多いかな?と思っていたのだけど、結果として、まどかの分がないぐらいに、あっという間に消費された。


食べ盛りとはいえ、女子中学生三人で1kgがあっという間に消費されたのだから、大人の男性であるライトさんが加わると、予想より多めに用意したほうがいいかもしれない。


そう思ったまどかは、もも肉1㎏のお得パックを二つと、手羽を籠の中に入れる。


普段であれば、お安い胸肉を買う所だけど、今日はチョット奮発した。

お姉ちゃんもそうしなさいって言って、少し多めにお金を渡してくれたのだから、期待に応えなければいけない、と軽く拳を握る。


まどかは、「唐揚げやー」と浮かれる翠を置いて、精肉コーナーから野菜コーナーへと移動する。


メインは唐揚げに決まったのだけど、それだけでは芸がない。彩を咥える為にも付け合わせやサラダには少し工夫を凝らしたい。


そう思いながら、定番のジャガイモにキャベツ、トマトやブロッコリーなどを次々と籠に入れていく。


余ったら明日の朝食にも使えるし、お昼のおねぇちゃんへの賄に回してもいい。

すぐ夏休みに入るのだから、自分の昼食用にストックしておくのもいい。


そう考えて、少し多めに籠に入れていき、ふと思いついて精肉コーナーに戻り、薄切りにしてある豚バラを籠に放り込む。


近くでは、翠が店員のおばちゃんから試食のソーセージをもらい、奇声を上げている。


「ごっつぅ美味いで!これ絶品やわぁ。」

翠の声に、近くにいた買い物客がわらわらと集まってくる。

それを見てミドリがさらに試食品を口に入れて叫ぶ。


「まどか、まどかぁ!コレや。こんな美味いもん食べて堕ちぃへん男はいないで!」


翠の言葉に、若い女性たちがソーセージを籠の中に入れていく。

きっと、意中の人の為に料理をするのだろう。


つられて、集まっていた買い物客が次々とソーセージを買い物かごの中に入れていき、特売で用意されていたソーセージの山は、あっという間になくなってしまった。


「ミドリぃ……恥ずかしいよぉ。」


私はおばちゃんと楽しげに会話しているミドリの手を引き、そそくさとレジに向かう。


籠の中には、いつの間にかミドリが確保していたソーセージが一袋入っていた。


これは、いつものを作れという事なんだろうなぁ。


まどかは半ば諦めのため息をつきながらレジで精算するのだった。



「ミドリ、アンタよく入るわね?」


まどかの部屋で、さっそくと言わんばかりにテーブルの上にお菓子を広げるのを見た美音子が呆れた声を出す。


「何言うてんねん、夜はこれからやで?それとも、ネコはいらへんのか?」


チョコスティックの袋を開け、さっそく1本咥えたミドリがそういう。


「誰もそんなこと言ってないじゃない。当然貰うわよ。」


そう言いながら、チョコスティックを1本とり、口の中に入れる美音子。


「アハッ、甘いものは別腹だよねぇ。」


先程、目の前の二人は「もうこれ以上食べれない」と言ってたんだけどね。と思いながら、まどかもチョコスティックを手に取る。


夕食は目の前の親友二人はもちろんの事、ライトにもみやびにも大好評だった。


ライトの食べっぷりを見たミドリが「これを続ければ、絶対堕ちるで。」と囁きかけてくるぐらいには、傍から見ても、まどかの料理を気に入ってくれたことは間違いなかった。


まぁ、ミドリが「まどかはウチの嫁やさかい、これくらいは当たり前やで。」などと訳の分からない事を言って、ライトさんを煽ったり、二人が騒いでいる間に、美音子が黙々と唐揚げを食べ続け、それに気づいたミドリと取り合いになったり、お酒を飲んで少し酔っ払ったみやびお姉ちゃんが、私とライトさんをくっつけて、まとめてギュってしてきたり、とすごく騒がしくて、楽しい夕食だったのは間違いなかった。


こんな楽しい夕食はいつ以来だろう?と思いを馳せるが、すぐには思い至らなかった。

それぐらい楽しいひと時だったのだ。


夕食後、まどかたちは一緒にお風呂に入った後、パジャマに着替えて、こうしてまどかの部屋にいる。


お泊り会の本番は、ミドリの言う通りこれからなのだ。


因みに、下のお店には、まだみやびとライトがいるため、あまり大きな声は出せない。

それがまた、秘密を共有しているみたいでわくわくする。



「せやなぁ、まずはまどかの話しからいこっか?」


ミドリがポテチをぼりぼりと食べながらそう話を振ってくる。


「私の?なんで?」


「当り前や。今日のお泊り会は、まどかの話を聞くためのものやさかいな。」


ミドリの言葉に美音子もうんうんと頷く。


「それで、まどかはライトさんのどこが好きになったの?」


「ど、どこって言われても……。」



ミドリと美音子の執拗なによって、まどかは洗いざらい白状することになってしまう。


とても恥ずかしかったけど、こうして、行き場のない想いを口に出す事によって、少しは心が軽くなった気がした。



「でも、まどかには可哀想だけど、みやびさんがいるからね。」


「そんなことあらへん。選ぶのはライトはんや。それに、みやび姉ちゃんとライトはんの様子見とったけど、付き合ってるわけじゃないようやし、まどかにもまだチャンスはあるで。」


ミドリと美音子がそう言ってるのを聞きながら、まどかはため息をつく。


「えっとね、ミドリちゃん、ネコちゃん。色々考えてくれて嬉しいんだけど、たぶん私の初恋は叶わないよ。」


「どういう事や?」


ミドリが詰め寄ってくる。


「ウン……、あのね、これは内緒にしておいてほしいんだけど……。」


まどかは、ミドリと美音子に、先日ヴァリティでライトが真理とみやびに話していた事を話す。


まどかとしては盗み聞きするつもりはなかったのだけど、お水を飲みに降りて行った時に不意に聞こえてきたのだ。


そのまま立ち去るか出て行けばよかったのだが、ライトの口から明かされる重い言葉に、、まどかはどうしようもなくその場から動けなかったのだ。


「……という訳なの。」


「断片だけって話やけど……なんや、ヘビーやな。」


ミドリが顔をしかめる。


自分の想像以上に重くて、迂闊に口に出せないことが分かるだけに、聞かなければよかったと後悔する。


「人間不信ね……わかる気がするわ。」


美音子は先日の事を思い出す。

もしあの時、この二人が助けにこなければ……あのまま、アイツらに好きにされていたら……私もこの二人の事すら信用できずに遠ざけていたかもしれない。



「ウチな……この際やから白状するけど、ライトはんの事好きやねん。あ、勘違いせんといてや。好き言うても、まどかほど強い想いやあらへんし、まどかを応援するっていうのも本気やで。……まぁ、アレやな、憧れっちゅうの?そりゃぁ、最初はとんでもない男や思うとったんやけどな、実際に話してみれば、割といい奴やし、意外と親切で優しいし、かと思えば少し影がある感じが気になるし。まぁ、まどかがライトはんの事好きになってもしゃぁないわな、と思ったわけや。やけど、みやび姉ちゃんの想いや、ウチやまどかの想いを「人間不信」の一言でなかったことにされるんは、ちょっと辛いわ。」


ミドリの突然の告白を黙って聞く二人。

ミドリの言葉が途切れると、次は美音子が口を開く。


「ミドリが白状したなら、私も言わないとフェアじゃないわよね。私もライトさんの事好きよ。ただ私の場合は完全に憧れだけどね。この間の事件の後ね、みやびさんかが言ってたの。昔、イジメが原因で大事な人を失ったことがあるって。だから、もう二度と、私の周りでイジメが原因で不幸なことは起こさせない。だから信用して全てを話してってね。あの時は分からなかったけど、みやびさんが失った大事な人ってライトさんだったのね。それが分かった時、そんなイヤな事があって、二度と戻りたくない筈のここに戻ってきたライトさんは、すごく強い人だって……そんな風に自分もなりたいって思ったのよ。……もっとも、今の話を聞く限りでは、思ってたのと違ったみたいだけど、それでもライトさんには、私が憧れた強い人でいてほしいし、そうなってほしい。私のこの気持ちがどう変化していくのか分からないけど、少なくとも、この想いは本物。ミドリの言うよう、たった一言で切って捨てられるような軽いものじゃないって事は間違いないわね。」


ミドリに続き、美音子も、思いの内を告げる。


「ミドリも、ネコちゃんも同じなんだね。……私もライトさんの事が好き。みやびお姉ちゃんより私の方が好き……って言える自信はないけど。

ただ、私思うの。私のこの想いが報われなくてもいい……相手がみやびお姉ちゃんでも、知らない誰かでも、ライトさんが好きだと思える相手と幸せになってくれればいいって。あんな悲しい声で「人が信じられない」って言わなくていい様になってくれたらいいって。だから……今はチョットだけ勇気がなくて言えないけど……いつか必ず、ライトさんに言うの「好きです」って。その時、隣にみやびお姉ちゃんがいても構わないよ。ライトさんが『人を信じられない』って言うなら、信じてもらえるまで言い続けるの……。それが今の目標かな?本当にそんなことできるかどうかわからないんだけどね。」


まどかが言ったことは奇しくもみやびがライトに告げた事と似通っていたのだが、当然まどかたちはそんな事を知る由もなかった。


そして、まどかたちはその後も他愛の無い会話に花を咲かせながら何時しか深い眠りへと誘われていくのだった。





「……だって。どう?JCに想われているロリコンさん?」


「ロリコンじゃねぇ。」


まどかたちに飲み物を届けに行ったはずの真理が、トレイをそのままで降りてきた途端にそう言うので、反射的に反論する。


なんでも、三人が深刻な話をしているので、顔を出さずにそのまま戻ってきたというのだ。


そして、その会話の中心が、三人が三人ともライトに好意を持っているという事であり、この想いを無にしてほしくないって事だった。


真理としては三人の会話を盗み聞きした形になり、なおかつ、非常にセンシヴな内容なため、他に漏らすつもりはなかったが、ただ、当事者であるライトには知っておいてほしいと思ったのだ。


「まじめな話、あやちゃんの言いたいことは理解してるつもりよ。あやちゃんの境遇を考えれば仕方がない事だと思うし、私達に何も言う資格がないって事も分かるの。だけど敢えて言わせてもらうわ。私やみやび、清君があやちゃんの事を大事に思っている事、あの子たちの想い、そして何よりみやびの想いは本物よ。他人を信用しろとは言わない、私達の事だって、全部を信用してなんてことも言わない。ただ、私達の本気の想いだけは、信じてほしい。まどかちゃんの言葉じゃないけどね、悲しい声で信用できないって言わなくても済むぐらいには、立ち直って欲しいかな?」


真理は、テーブルで酔いつぶれているみやびの髪を梳きながら、今にも泣き出しそうな声でそう告げてくる。


「……考えてみるさ。」


ライトはしばしの黙考の後、それだけを言って店を出る。

酔いつぶれたみやびを放置することになるが、真理が何とかするだろうと思い、そのまま夜の街を歩きだす。


特に目的があるわけでもなく、ただ一人になって考えたかった。


夜空を見上げると、月が目に入る。


満月に近い、丸い月明かりが足元を照らしてくれるお陰で、不自由なく歩くことが出来る。


なんとなしに月を見上げていると、真理の顔が、みやびの顔が、雪乃の顔が、星夜の顔が、次々と思い浮かんでは消える。

そして最後にまどか……桐原まどかの顔が浮かび上がってくる。


「俺はどうしたらいい?」


ライトは、幻のまどかに向かって語りかけるのだった。



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