ガチャ444回目:戦利品チェック
レベルガチャ第二巻発売直前を記念して、現在Amazon等で第一巻を期間限定で無料公開中。
まだの方はこの機会に是非とも一度手に取って頂き、Web版との違いをお楽しみください!
そして楽しんで頂けたなら、第二巻の予約をして頂けると幸いです!!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
激戦を乗り越えた仲間達とお互いを称え合い、俺達はボス部屋空間を突破した。そして戻ってきたのは、来た時と同じく第三層の祭壇近辺。皆それなりに疲れてはいるけど、この後の事も考えて俺達は第二層のキャンプ地へと戻る事にした。
時間帯はお昼ごろということもあり、山道では複数のカップルとすれ違った。その際、俺達……というよりもエンキ達に向けて声援が送られていた。流石に『Sランク冒険者』の仲間という事もあって、不用意にベタベタと触ってきたりはしなかったが、かなりの注目を集めていた。
本当にうちの子達は人気なんだなと、そんな事実を噛み締めつつ、俺達は第二層へと帰還。降り注ぐ太陽光の中を進み、慣れ親しんだ砂浜へと到着した。
「そんじゃ、改めて皆お疲れ様」
『お疲れ様でした!』
テントを再設置し、カスミ達用のテントに俺たちは集合し、最後のドロップアイテム確認を行うことにした。
「この後、俺はちょっと『ダンジョンコア』に色々と聞いたり設定したりで時間を使うけど、その前に今回討伐した『ダンジョンボス』の報酬の処理を済ませようと思う。アイラ」
「はい。ではスキルがこちらになります」
『天罰の剣』1個。
『金剛外装Ⅳ』1個。
『剛力Ⅴ』1個。
『怪力Ⅴ』1個。
『阿修羅Ⅳ』1個。
『怪力乱神Ⅱ』1個。
『金剛力Ⅱ』1個。
『力溜めⅡ』1個。
『身体超強化Lv3』1個。
『光耐性Lv5』1個。
『物理耐性Ⅲ』1個。
『魔法耐性Ⅲ』1個。
『思考加速』1個。
『神弓術Lv2』1個。
『狩人の極意LvMAX』1個。
『暗殺の極意LvMAX』1個。
『空間把握Lv1』1個。
『曲芸Lv4』1個。
『破壊の叡智Ⅲ』1個。
『魔導の叡智Ⅲ』1個。
『光の聖印Ⅲ』1個。
『予知』2個。
『鎧通し』1個。
『急所突き』1個。
『重ね撃ちLv2』1個。
『神通力Ⅱ』1個。
『飛剣術LvMAX』1個。
『極光魔法Lv4』1個。
『聖魔法Lv1』1個。
『魔力超回復Lv5』1個。
『魅惑の魔眼』1個。
『天使の祝福』1個。
流石に『天使の翼』は出なかったか。あれがあれば自由に空を飛べそうではあったが、まあ【
でも一番欲しかった『天罰の剣』が出てくれたのは嬉しい! 倍加したのは『予知』だったけど、これはこれで有用スキルだしな。渡すとすればアイラとハルかなぁ。そう思えば悪くない結果だった。
「アイラ、装備の方と宝箱は?」
「こちらです」
『クピドの黄金弓』。
『アダマンタイトの宝箱』。
「わぁ……」
「青い宝箱ですわ!」
「なにこれ、始めて見るんだけど!?」
「エメラルドやアメジストの更に上の宝箱よ。私も見るのは初めて……!」
「流石お兄様☆」
「この国では過去に1度しか記録にありません。エス様の国では如何ですか」
「そうだね。こちらでも公式・非公式併せても数えるほどしか出現していないかな」
「そっちも気になるけど、まずは散々てこずらせてくれた、あいつのメイン武器からだな」
名称:クピドの黄金弓
品格:≪伝説≫レジェンダリー
種別:弓
武器レベル:62
説明:使用者の魔力を消費せず魔法の矢を作成できる。この弓を用いて武技スキルを行使した場合、威力と飛翔速度が1.5倍になる。装備者の魅力が向上する。
「おお、『
「そうですの? わたくし達でしたら、旦那様への想いはカンストしてますわ!」
「まあ、そうかもね? ショウタ君がわざわざ一般人の前で戦闘したりするわけじゃないし」
「それにショウタさんが他の方から格好良く見えたところで、害はないですし……?」
「惚れられやすくなるくらいですか。でしたら問題はありませんね」
そうなのか……?
まあ皆が良いなら俺もこれ以上気にしないけども。
「とりあえず、これは俺の主要武器にするとして、『カイザーヴェイン』の方は……。イズミ、いるか?」
「え、あたし!? お兄様は使わないの?」
「これから『運』をばら撒くにあたってイズミは弓で戦っていくなら、この武器は必須だろ? 俺のお下がりで悪いけど、役立てて欲しい」
「お兄様……! 大事にします☆」
まあ、俺が『クピドの黄金弓』を使って、『魔導の御手』に『カイザーヴェイン』を持たせるというのもアリっちゃアリだとは思うが、『魔導の御手』の活用手段は、別に弓だけじゃないからな。
なんなら『激流の三叉槍』を2本とも持たせて『激流槍』の雨を降らせるのも悪くはない。
「んじゃ、気になる能力も見ていくか。さっきはスキル発動状態の『天罰の剣』を見たが、オーブ状態でみたら何か情報が変わるかもだし、まずはこれから……」
名称:天罰の剣
品格:≪伝説≫レジェンダリー
種類:ユニークスキル
説明:魔力を5000消費する事で2本の『天罰の剣』が召喚可能。待機時は術者の周囲を浮遊。術者の意思に沿って自在に動き、術者に敵対する存在が接近した場合、自動的に攻撃する。また、追尾機能を持ち、術者の視界や意識から外れても、自動攻撃は継続される。天界の殺戮兵器。
★威力参照:術者の腕力の8割。
★技量参照:術者の技量の全て。
「さっきよりも詳細な情報が見れるな。消費はデカいが、その分高性能だし、とりあえず出し得って感じだ」
「『魔導の御手』はサポート系だけど、こっちは完全に攻防一体って感じね」
「旦那様の強さがまた一段と跳ね上がりましたわね!」
「ショウタさんの腕が6本あるようなものですもんね」
「まるで、三面六臂の神様みたいね」
流石にスキルで顔は増えない……よな?
そういうのは『思考加速』と『並列処理』で十分だ。
「ですが、ミスティ様は先ほど破壊しておりましたし、剣は破壊される可能性もあります。再召喚のデメリットは『魔力』だけとはいえ、過信はできません」
「ん。でもあれは、ショウタの弾と『武技スキル』によるもの。通常弾だと破壊は困難」
「僕も、あの剣を切断しようと思うとかなり力を注がないといけないかな。しかも兄さんの場合5000消費でも気楽に再召喚できてしまうんだろう? 正面からは相手したくないね」
「ふむ。なるほど……」
エスやミスティでも苦戦するなら、やっぱり有用スキルなのは間違いなさそうだ。
んで、次は謎だった外装Ⅳだな。
名称:金剛外装Ⅳ
品格:≪固有≫ユニーク
種類:ブーストスキル
説明:魔力を100消費し、どんな攻撃も1度だけ弾くシールドを3回分術者に付与する。また、シールドが1度壊れた際、3秒間全ての攻撃を無効化する。
★再使用時間30秒
「ボスが連続で外装を張れないタイミングが何度かあったが、リキャスト仕様があったのか」
しかも、『真理の眼』じゃないと看破できないとなると、今までの外装でも似たような機能はあったのか?
「アイラ、外装のⅢを出してくれ。たしか1個余ってたよな」
「はい、こちらに」
名称:金剛外装Ⅲ
品格:≪固有≫ユニーク
種類:ブーストスキル
説明:魔力を200消費し、どんな攻撃も1度だけ弾くシールドを3回分術者に付与する。また、シールドが1度壊れた際、3秒間全ての攻撃を無効化する。
ない……か。
となると、消費が抑えられた代償にこのデメリットが追加されたのか。俺がⅣを取得してからしばらく経つけど、それに気付かなかったということは、今まで連続で被弾する事が無かったと言えるわけだ。つまり、今までの修業が生きていたわけだ。
やっぱり回避能力は重要だよなぁ。
「デメリットに目が行きがちですが、それでも消費半減は大きいですね」
「誰しもショウタ君みたいに沢山『魔力』があるわけじゃないしね」
「……だよなぁ」
名称:力溜めⅡ
品格:≪最高≫エピック
種類:ブーストスキル
説明:力を込める動作のまま3秒以上維持する事で威力を最大2倍にする。武技スキルの場合2.25倍にする。
説明の前半部分は無印と同様だから、Ⅱになった事で威力強化の項目が増えたのかな。弓の『武技スキル』を使うと半強制的に溜め時間を強要されるから、実質このデメリットはあってないようなものだ。
敵が持つと厄介なことこの上ないな。んで次は……。
名称:聖魔法Lv1
品格:≪伝説≫レジェンダリー
種別:マジックスキル
説明:使用者の聖魔法スキルをLv1引き上げる。
★Lv1:浄化
まあ、これは予想通りか。今は一定範囲内を綺麗にするだけっていうスキルだし、Lv2に上がったら何が使えるかな。
名称:魅惑の魔眼
品格:≪伝説≫レジェンダリー
種別:スペシャルスキル
説明:見つめ合った相手を魅了し、感情を操作する魔眼。格下の相手ほど発動しやすい。効果時間は最長2時間。類似スキルと併用することで感情を封じ、傀儡化することも可能。
「まさか、これとあの『武技スキル』が組み合わさって、アキのような状態になったのか?」
「うわ、怖……。あたし、あいつの傀儡になってたの?」
「確かに姉さんのあの状態は、魅了とは少し異なりましたもんね」
「でも、効果時間が決まっているのは少し安心ですわね」
アヤネはそう言うが、説明の順番的に、傀儡化した場合の効果時間は2時間以上の可能性がありそうだよな。まあ、悪用は絶対しないけど。嫌われたくないし。
名称:天使の祝福
品格:≪伝説≫レジェンダリー
種類:スペシャルスキル
説明:所有者には天使の祝福が齎される。
★セット効果:発動には複数のキースキルが必要。
「『真理の眼』ですら詳細が分からないのか……」
『神通力Ⅱ』も、前見た時と説明が変わってないし、困ったもんだ。まあでも、もっと多くのスキルを獲得して行けば、そのうち何かが見つかるだろ。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
この作品が面白いと感じたら、ブックマークと★★★評価していただけると励みになります!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます