ガチャ402回目:スキルの大量放出
「スキルだけど、カスミ達はどうする?」
そう聞くと、カスミ達の視線がアイラに注がれる。
「そうですね……。そろそろ次の段階に進んでも良いかと思いますし、解禁しても良いかと」
「お、ようやくか。在庫処分も兼ねてるし、全部行っちゃっていいか?」
「はい。ですが『金剛外装Ⅲ』と『統率Ⅲ』は引き続き保留でお願いしますね」
「ああ、そりゃもちろん」
まずは『剛力Ⅲ』16個、『剛力Ⅳ』16個を圧縮して『剛力Ⅴ』を+5個して合計9個に。
『俊足Ⅳ』8個を圧縮して『俊足Ⅴ』を+2個して合計3個に。
『迅速Ⅲ』4個を圧縮して『迅速Ⅳ』を+1個して合計5個に。
『鉄壁Ⅲ』16個、『鉄壁Ⅳ』12個を圧縮して『鉄壁Ⅴ』を+4個して合計6個に。
『城壁Ⅲ』16個を圧縮して『城壁Ⅴ』を+1個して合計3個に。
『物理耐性Ⅲ』16個を圧縮して『物理耐性Ⅳ』を+4個して合計5個に。
『槍術Lv1』4個と『槍術Lv2』1個と『槍術Lv3』13個と『槍術Lv5』1個を2度圧縮して『神槍術Lv5』に。
『魔道の叡智』12個と『魔導の叡智Ⅱ』1個を圧縮して『魔導の叡智Ⅲ』を+1個して合計2個に。
『王の威圧Ⅲ』8個を圧縮して『王の威圧Ⅳ』を+2個して合計4個に。
俺は『金剛外装Ⅲ』を3つで『金剛外装Ⅳ』に。『剛力Ⅴ』を3個で『剛力Ⅵ』に。『俊足Ⅴ』を3個で『俊足Ⅵ』に。『城壁Ⅴ』を3個で『城壁Ⅵ』に。『状態異常耐性』『酒耐性Lv5』『チャージアタックⅣ』を取得。
アヤネは『状態異常耐性』を取得。『体術Lv2』を2個で『体術LvMAX』に。『魔力回復LvMAX』1個を圧縮し『魔力超回復Lv2』に。
アイラは『怪力乱神Ⅱ』『迅速Ⅴ』『瞬迅Ⅱ』を取得。『身体超強化Lv2』1個で『身体超強化Lv8』に。『風魔法Lv4』を1個で『風魔法LvMAX』に。『水魔法Lv1』1個と『水魔法Lv5』1個で『水魔法LvMAX』に。
アキは『怪力乱神Ⅱ』『瞬迅Ⅱ』『金剛体Ⅲ』『金剛壁』『衝撃Ⅲ』『チャージアタックⅢ』を取得。『風魔法Lv4』を1個で『風魔法LvMAX』に。『水魔法Lv1』6個で『水魔法LvMAX』に。
マキは『金剛体Ⅲ』『金剛壁』を取得。『神槍術Lv5』を1個で『神槍術Lv7』に。『風魔法Lv4』を1個で『風魔法LvMAX』に。
エンキはなし。
エンリルはなし。
セレンはなし。
イリスは『金剛壁』を取得。『水流操作Lv5』2個と『濁流操作Lv1』1個で『濁流操作Lv4』に。『水魔法LvMAX』1個。
カスミは『剛力Ⅴ』『怪力Ⅳ』『阿修羅Ⅲ』『金剛力』『俊足Ⅳ』『迅速Ⅳ』『鉄壁Ⅴ』『城壁Ⅳ』『金剛壁』を取得。『身体強化Lv3』3個で『身体強化LvMAX』に。『物理耐性Ⅴ』を取得。『体術Lv2』3個で『体術Lv7』に。『剣術Lv1』1個で『剣術Lv4』に。『暗殺術Lv5』を取得。『王の威圧Ⅳ』を取得。
ハルは『剛力Ⅴ』『怪力Ⅳ』『阿修羅Ⅱ』『金剛力』『俊足Ⅳ』『迅速Ⅳ』『鉄壁Ⅴ』『城壁Ⅳ』『金剛体Ⅳ』『金剛壁』を取得。『身体強化Lv3』1個と『身体強化Lv5』1個で『身体強化LvMAX』に。『物理耐性Ⅴ』を取得。『体術Lv2』を4個で『体術LvMAX』に。『剣の心得Lv1』2個と『剣の心得Lv5』3個で『剣の心得LvMAX』。『王の威圧Ⅳ』を取得。
ハヅキは『剛力Ⅴ』『怪力Ⅳ』『阿修羅Ⅲ』『金剛力』『俊足Ⅳ』『迅速Ⅳ』『鉄壁Ⅴ』『城壁Ⅳ』『金剛壁』を取得。『身体強化Lv3』3個で『身体強化LvMAX』に。『物理耐性Ⅴ』を取得。『体術Lv2』3個で『体術Lv7』に。『剣術Lv1』4個、『暗殺術Lv5』を取得。『王の威圧Ⅳ』を取得。
レンカは『剛力Ⅴ』『怪力Ⅳ』『阿修羅Ⅱ』『金剛力』『俊足Ⅳ』『迅速Ⅳ』『鉄壁Ⅴ』『城壁Ⅳ』『金剛壁』を取得。『身体強化Lv3』3個で『身体強化LvMAX』に。『物理耐性Ⅳ』『体術LvMAX』『格闘術Lv1』5個、『暗殺術Lv3』『衝撃Ⅲ』『チャージアタックⅣ』を取得。『王の威圧Ⅳ』を取得。
イリーナは『剛力Ⅴ』『怪力Ⅳ』『阿修羅』『金剛力』『俊足Ⅳ』『迅速Ⅲ』『鉄壁Ⅴ』『城壁Ⅳ』『金剛壁』を取得。『身体強化Lv1』1個と『身体強化Lv3』3個で『身体強化LvMAX』に。『物理耐性Ⅳ』『魔導の叡智Ⅲ』を取得。『風魔法Lv4』を2個で『風魔法LvMAX』に。『水魔法Lv2』を2個と『水魔法Lv5』1個で『水魔法LvMAX』に。『回復魔法Lv1』4個で『回復魔法Lv6』に。『魔力回復Lv5』を1個で『魔力回復Lv9』に。『王の威圧Ⅲ』を取得。
イズミは『剛力Ⅴ』『怪力Ⅳ』『阿修羅Ⅱ』『金剛力』『俊足Ⅳ』『迅速Ⅳ』『鉄壁Ⅴ』『城壁Ⅳ』『金剛壁』を取得。『身体強化Lv1』1個と『身体強化Lv3』3個で『身体強化LvMAX』に。『物理耐性Ⅳ』を取得。『弓術Lv1』を1個で『弓術Lv2』に。『魔導の叡智Ⅲ』を取得。『風魔法Lv4』を2個で『風魔法LvMAX』に。『水魔法Lv2』を2個と『水魔法Lv5』1個で『水魔法LvMAX』に。『魔力回復Lv5』を1個で『魔力回復Lv9』に。『王の威圧Ⅲ』を取得。
「こ、こんなにいっぱい……!?」
「ひぇぇ……」
「お兄さん、ヤバ……」
「スキルオーブの精算は、今までカスミに一任していたけれど、こんなに沢山溜めていらしたんですね……」
「これもお兄様の愛なのですね。精一杯受け止めますわ」
「兄上の期待に応えられるよう、もっと精進いたします!」
「はは。でもそれだけ、皆には強くなってほしいんだ。……この修行に一区切りついたら、カスミ達は第二エリアに戻るつもりなんだろ?」
その言葉にいち早く反応したのはカスミだった。
「えっ、なんで知ってるの!?」
「ごめんね。ちょっと相談したいことがあって、それはあたしが教えたの☆」
先程の『スピードスター』との遭遇後、帰り道で皆が『フォーリングフルーツ』のゲットに夢中になっている隙に、イズミがこっそりと教えてくれたのだ。今の実力をしっかりと発揮できる素養がついたら、地元のダンジョンを再攻略して第二エリアの情報収集をしたりして、俺をサポートしたいんだとか。
「あたしね、お兄様に倣って『SP』の使い道を『運』に割り振ろうかなって思うの☆」
「えっ!? でもイズミちゃんがそんなことをしたら……」
「成長できなくなっちゃうよー!?」
成長?
……ああ、『運』特化する事で起きる、成長ステータスの鈍化現象の事か。
「良いの良いの。どうせこんなレベルにまで上がったら、もう上がる事なんて滅多にないと思うし? お兄様の攻略手順が通用するかは別として、地元で情報収集するにもスキルを収集するにも、『運』は必要でしょ? だからお兄様、真似してもいいかな?☆」
情報収集。それはつまりトロフィーや鍵の事も含めているんだろう。
それを調べるのなら、イズミの言う通り『運』は必要不可欠だが……。
「イズミ、まだ『SP』は割り振ってないよな?」
「まだだよ。……やっぱり反対?」
「そんなことはないさ。ただ、第三層のレアⅡであのレベルのモンスターが出たんだ。ここの『ダンジョンボス』はレベルも経験値も期待できそうだし、ソレは全部が終わってからにしてくれるか?」
「ええー!? ってことはお兄ちゃん、まだ私達のレベルを上げるつもりなの!?」
「強くなるに越したことはないからな。モンスター相手もそうだが、『Sランク冒険者』は今日出会ったあいつみたいなのがゴロゴロいるのかもしれないし、念のためだ」
「そうかもしれませんね……」
「それがしは、兄上の判断に従います」
「ボクもおっけー!」
「よし、じゃそういうことで。ああ、あと忘れる前にカスミ達のスキルを圧縮しないとな」
「「「「「圧縮??」」」」」
先ほどスキルオーブの圧縮を目の前で実践して大層驚かれたが、流石に他人が取得しているスキルにまで干渉できるとは思っていないんだろう。
カスミ以外の5人が疑問符を浮かべる中、俺は順番に圧縮を施し、全員の『身体強化LvMAX』と、ハルの『剣の心得LvMAX』を進化させた。そして余っていた『剣術Lv1』を4つハルにあげたのだった。
ちなみに宝箱の開封は、スキルの取得が多すぎてカスミ達が疲れてしまったので、明日に回すことになった。
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