ガチャ338回目:ゴブリンの秘宝
『ジャララララ!』
結果は前回のも併せて黒2、白4、緑8、紫6だった。
『SSR 頑丈上昇+180、俊敏上昇+180』
『SSR 魔力上昇+180、知力上昇+180』
『SSR スキル:念動力Lv1』
『SSR スキル:重力抵抗Lv1』
『SSR スキル:予知Ⅲ』
『SSR スキル:二刀流Ⅲ』
『UR 知力上昇+400』x2
『UR 腕力上昇+280、器用上昇+280』
『UR 魔力上昇+280、知力上昇+280』
『UR スキル:スキル圧縮Ⅱ』
『UR スキル:魔力超回復Lv1』
『UR スキル:知覚強化Ⅱ』
『UR スキル:充電』
『SUR ステータス6種上昇+250』x2
『SUR スキル:急所突き』
『SUR スキル:並列処理Ⅱ』
『BR スキル:自動マッピングΛ』
『BR スキル:自動マッピングΣ』
「無料ガチャ」では赤10。
『SR 腕力上昇+100』x2
『SR 器用上昇+100』
『SR 頑丈上昇+100』x2
『SR 俊敏上昇+100』x2
『SR 魔力上昇+100』
『SR 知力上昇+100』x2
*****
名前:天地 翔太
年齢:21
レベル:12
腕力:29994(+14982)(+14997)
器用:30002(+14986)(+15001)
頑丈:30110(+15040)(+15055)
俊敏:30210(+15090)(+15105)
魔力:31118(+15546)(+15559)
知力:32660(+16317)(+16330)
運:13340
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武技スキル:無刃剣[双連・無刃剣]、閃撃、紅蓮剣[飛剣・鳳凰]、紫電の矢[雷鳴の矢]
称号:ゴブリンキラー、神殺し
トロフィー:★チャンピオンゴブリン
管理者の鍵:525(1)、525(2)、525(3)、525(4)、810(1)、810(2(1/2))、777、1086
『ボックスの残り 20/110』
気付けばもう残り20か。その上『充電』がⅡになったし、またチャージが必要になるのだろうか? まあ俺としてもステータスはまだまだ扱いきれていないし、休息期間があるのは問題ないんだが。
新スキルはガチャからは初めましての『重力抵抗』か。これに関してはマキ達も知らないらしい。重力の
そしていつもの自動マッピングは、
「ふぅ……疲れた。もう休んで良いかな?」
「ご主人様。まだ宝箱がございます」
「ああ……。それがあったか」
終わったと思ったのに……。えーっと確か、強化体の落としたエメラルド色の宝箱と、『ガドガダ』の落としたアメジスト色の宝箱だったな。
「じゃあせっかくだから、カスミ呼んできて」
「そういうと思いまして、もうお呼びしております」
「流石だな」
「お邪魔してます……。えっと、お兄ちゃん、凄く疲れてるね?」
「ちょっとな……。まあ大量にあったあのスキルがここまで減ったという事で、色々と察してくれ」
「大変だったんだね……」
アイラが予備のサングラスをカスミに手渡すのを眺めつつ、自分も装着した。まずは強化体の方からだな。今までの傾向からして、第三層では防具と下着。第四層ではゴブリンがポーションでオークは宝箱自体が無かった。第三層の系譜をなぞるなら何らかの防具や装備品の可能性はあるが、何が出るやら……。
宝箱を開けると、部屋の中はエメラルド色の輝きへ包まれた。サングラス越しでも眩しいその根源へと手を伸ばせば、どこまでも無限に続いていそうな異空間へと繋がっていた。そんな中で手を動かしていると、羽毛のような柔らかな感触が指に引っかかる。もう1度動かせば、今度は丸みを帯びてたツルツルとした金属的な何かが手に触れた。
上手く掴めないので、ひとまず両手を突っ込んで持ち上げてみると、そこには赤い羽根が添えられた将軍っぽい兜が現れた。
「お、頭用の防具か」
名前:ゴブリンガレア
品格:≪固有≫ユニーク
種別:防具
防具レベル:35
説明:ゴブリンの名将だけが身に着けられる兜。装備者の『腕力』『頑丈』『知力』に大幅ボーナス。
第三層の蛮族風のシリーズとは異なり近代的なテイストだが、強化体や『ガドガダ』が装備していたようなLv20台の武具とは違い、こちらは35とレベルも十分。普段使いにするには少し派手だが、金属系の装備だし俺の『魔鉄加工術』で、能力はそのままに控えめな見た目にイメチェン出来るかもしれないな。
とりあえずアイラが無言で取り出したアーマーラックに装着させておき、防具の見た目バランスは彼女達に任せるとして、次の宝箱へと手を伸ばした。
アメジスト色の宝箱は、『モーセの杖』を排出したのと同じ格だ。何が出るか、期待に胸が高鳴る。
宝箱を開け、紫の輝きに視界が覆われる中腕を突っ込む。案の定そこには暗闇が続いていて、アイテムを探せばゴツゴツとした感触が手に触れた。まるで骨や木材を削ったような手触りに、今までのアイテムとは種類が違う事を肌で感じた。
それを掴み、ゆっくりと引き上げると、俺の手には長い筒のような物が存在していた。
「これは、笛か……?」
装備品ではないことに落胆がなかったといえば嘘になるが、それ以上に楽器が出てきたのは初めてだ。俺は興奮を隠しきれないままに詳細を見た。
名前:ゴブリンヒーローの魔笛
品格:≪遺産≫レガシー
種別:アーティファクト
説明:ゴブリンの英雄が持つとされる魔法の笛。この笛の音を聞いたゴブリンは使用者の命令に従う。同時に100体まで操作可能。
「……いや、やばいな?」
スタンピードの時にゴブリンが混ざっていれば、使う事でこちらの戦力にして追い返したりすることが出来るが、ダンジョン内でこれを使えばどうなるか……。悪い奴の手に渡してはいけない類のアイテムだな。
これは研究所というよりも、協会預かりが一番良いのかな?
結局、皆と相談した結果アーティファクトは協会に預ける事で満場一致となり、その場はカスミをテントに帰してお開きとなった。そしてその日は俺の疲労状態も鑑みて、彼女達には自重してもらうことにした。
おかげで、久々にゆっくりとした一夜を過ごすことが出来た。
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