ガチャ126回目:巨大な実
3匹目の『黄金蟲』撃破。
【レベルアップ】
【レベルが11から40に上昇しました】
『黄金鳳蝶』は出ず、そのまま本日4カ所目の角で、4匹目の『黄金蟲』撃破。
【レベルアップ】
【レベルが40から44に上昇しました】
と、ここで出現した『黄金鳳蝶』を撃破。こちらは3匹目。
【レベルアップ】
【レベルが44から67に上昇しました】
そしてガチャを回し……。
『ジャララ、ジャララララ!』
出たのは、緑1、紫5、赤4だった。
『SR 頑丈上昇+35』
『SR 俊敏上昇+45』
『SR 魔力上昇+40』
『SR スキル:聴覚強化』
『SSR 器用上昇+90』
『SSR 頑丈上昇+100』
『SSR 腕力上昇+70、器用上昇+70』
『SSR スキル:魔力回復Lv1』
『SSR スキル:魔力譲渡』
『UR スキル:縮地』
「無料ガチャ」では青色のカプセルが5個。
『R 腕力上昇+18』
『R 器用上昇+15』
『R 俊敏上昇+18』
『R 魔力上昇+18』
『R 知力上昇+18』
*****
名前:天地 翔太
年齢:21
レベル:7
腕力:1442(+951)(+481)
器用:1436(+947)(+479)
頑丈:1379(+909)(+460)
俊敏:1283(+845)(+428)
魔力:1394(+921)(+465)
知力:1454(+961)(+485)
運:1974
スキル:レベルガチャ、真鑑定Lv3、鑑定偽装Lv2、自動マッピングⅡ、鷹の目(1/3)、視力強化、聴覚強化、金剛外装Ⅲ、身体超強化Lv2、剛力Ⅲ、怪力Ⅲ(1/3)、金剛力Ⅱ、俊足Ⅲ、迅速Ⅱ、鉄壁Ⅲ、城壁Ⅲ、金剛壁Ⅱ、統率、予知Ⅱ、二刀流Ⅱ、体術Lv4、剣術Lv4、槍術Lv3、弓術Lv2、暗殺術Lv2、狩人の極意Lv1、跳躍Lv2、縮地、騎乗、元素魔法Lv2、空間魔法Lv1、泡魔法Lv1、回復魔法Lv1、魔力回復Lv8、魔力譲渡(1/3)、力溜め、破壊の叡智、魔導の叡智、王の威圧Ⅲ、スキル圧縮
武技スキル:紅蓮剣、紫電の矢
トロフィー:ホブゴブリン
管理者の鍵:810(1)
*****
『ボックスの残り 100/130』
「更新後の『レベルガチャ』の効果値が高いお陰で、『統率』なしでの4桁が目前だな」
「おめでとうございます」
「おめでとうございますわ!」
「ありがとう。アイラ、『縮地』って知ってる?」
「はい。歩法技術の一種ですが、それをスキルに落とし込んだものになります。私やご主人様ほどのステータスがあれば、スキルなしでも真似出来る可能性があります」
「え、そうなの? じゃあスキルで取った意味って……」
「ですが、師事を請える人間など限られております。私も残念ながら、そのような伝手は持ち合わせておりませんでしたので……。ご主人様が取得してラッキーですね」
「な、なるほど?」
「ですから、ご主人様もスキルを使い熟し、やり方をマスターすれば自由に使えるかと思いますよ」
それはつまり、スキルとして使えば『魔力』を消費するけど、技術として身に着けてしまえば『魔力』は消費しないってことを言ってるのかな?
「流石ご主人様。意図を理解して下さったようですね」
うん。アイラが心を読んでも、俺はもう驚かんぞ。
「それで、マスターすればアイラに教えれば良いんだな」
「いえ、何回か見せていただければ、あとは自分で身につけます」
「まじか」
いや、アイラなら出来そうではあるが。
「その後は、私が付きっきりで伝授いたしますね。……あっ、先にマスターしたご主人様に教えてもらうのも、悪くありませんね」
「そこはまぁ、好きにしてもろて」
うっとりするアイラを軽くあしらい、俺はマップを開く。
『黄金鳳蝶』との戦闘で、周囲の綿毛虫もだいぶリポップしているようだった。
「とにかく、もう1匹『黄金蟲』を倒そう。次が強化体になるはずだ」
「はいですわ!」
「承知しました」
そうして、俺は再び綿毛虫を100匹討伐し、『黄金蟲』を沸かせた。
出てきたのは想定通り強化体の『黄金蟲』で、『真鑑定』にもトロフィー情報はあったのだが……。
【レベルアップ】
【レベルが7から54に上昇しました】
煙はすぐに霧散し、次は現れそうになかった。
「で。トロフィーのドロップはしない……と」
「そもそも、トロフィー自体に実体は無いのですよね?」
「ああ、いつの間にかステータスに反映されるタイプみたい」
「旦那様の持つ鍵に反応したのでしょうか?」
「その可能性もあるが……。そもそも俺の『鑑定』だけにしか表示されないっていうのも気になるんだよな」
俺以外の誰がみても強化体のステータスにトロフィーが存在しないのだ。最初は偶然かと思ったが、3回もそうだと何かしら理由があるに違いない。
「旦那様が特別だから、というわけにはいきませんわよね」
「恐らくは、出現させた当人でしか見る事も取得する事も叶わず、またその取得にも重複は認められない。と言ったところでしょうか」
「そうなるかな。それに、もし再び手に入れたところで、今日得た鍵が補充されているとも限らないし……」
「でしたら、数日は様子を見たほうが良さそうですわね」
通常の宝箱ですら再出現に時間がかかるんだ。あの特殊な宝箱も、もし再出現するなら相応の時間がかかると見ていいだろう。
「さて、時間がちょっとアレだな……」
アヤネの分の『金剛外装Ⅲ』は取っておきたかったところだが、時刻は16時過ぎ……。ここから100匹くらいなら狩れるけど、沼にハマると300や400戦う事になるんだよな。
「旦那様、わたくしは大丈夫ですわ」
「わかった。……それじゃ、帰ろうか」
「はいですわ!」
「お疲れ様でした、ご主人様」
◇◇◇◇◇◇◇◇
その後、協会で仕事を手伝っていたアキとマキを迎えに行き、協会内で全力で抱き合って注目を集めたり、色々あったのちに別荘へと帰宅した。
そんな俺達を出迎えたのは、昨日よりも眩い輝きだった。
「きゃっ」
「うおっ!?」
「め、目が眩みますわ~」
「これは強烈な輝きですね」
「ショウタ君、早く回収しちゃってー!」
「ああ!」
俺が急いで駆け寄り手をかざすと、これまでと同じように黄金の実は俺の手に落ちてきた。そのサイズはスイカくらいの大きさはあり、ずっしりとした重みがあった。
そして巨大な実は、輝きを失うと同時に複数のアイテムへと変化した。
『腕力上昇+15』
『知力上昇+15』
『魔力上昇+18』
「これって、今の『R』と同格じゃないか」
それが3つも。そしてこの巨大な黄金の実は……残り9個。
4つ植えた『黄金の種(大)』は、これまた2~3個の実を付けていたのだ。
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