リアル

@fghutrdxvj

第1話

俺はどこにでもいる一般的な大学生だ。

特筆すべき点があるわけでもなく、かといって特段劣っているわけでもない。

そんな俺が日々思うのは一つでも人に自慢できることが欲しい。

例えばネイティブな英語を話したり、コミュニケーションを誰とでも取れたりなど挙げていけばキリがない。

しかし、キリはないもののそれらを身に着けるためには一朝一夕の努力では足りず、さらに極めるには膨大な時間がかかる。

20年も生きてはいない俺だが、今までいろんな人に出会ってきた。

3桁の数字×3桁の数字を暗算ですぐに正答を導かせることが出来る天才。

そいつが喋るだけで笑いを引き出すことのできるおもろいやつ。

そんな人らと出会う度に自分は何と小さい存在なんだと冷水を浴びせられたような気になる。



ここまで愚痴や文句、不満をたらたらと書き綴ってきたが、そんな俺でも一つだけ毎日継続出来ていることがある。

それは11月下旬から始めている“腕立て伏せ、腹筋”ともに30回ずつの筋トレだ。

多くの人は、"そんなのは大したことじゃない”とか”毎日5分程度で終わる簡単なトレーニングをしてみんなにyoisho yoishoしてもらいたいだけのただの勘違いクソザコじゃないか”と一笑に付すかもしれない。

しかし、やると決めたことでも三日坊主、そうでないにしても10日間続けばいい方だった今までとは違い、確かに変わってきている。

たかが腕立て伏せ、腹筋30回ずつだが約一か月間継続できたことは今俺の中で確かな自信につながっている。


そしてその自信はさっそく日常生活に影響を及ぼしている。

前までは下を向いてネガティブな思考をしていた俺だが、今ではまっすぐ進む先を見据えポジティブな思考に切り替わった。


このことを通して俺が言いたいことは、どんな些細なことでもいいからとにかく自信をつけることが大切。

自身は顔に出る!自信がないと辛気臭い顔になり、逆に自信をみなぎらせていると自然と人が寄ってくるようになる!

これを覚えといてください!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

リアル @fghutrdxvj

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る