8月12日 絶対に気持ち良くなってはいけないスパリゾート24時 ①
──きぃ……きぃ……。
「……っ」
何かが軋むような音と、波の音で目が覚める。天を仰いだが、霧がかかっていて何も見えない。おもむろに身体を起こすと、俺は──固い板の上で眠っていたらしいと気付く。
板というか……小舟だ。木製の小舟。小舟は、霧の立ち込める水の上を、波をかき分けるように、どこへとも分からないが、ゆっくり進んでいた。誰が小舟を動かしているのかと、舟の先に目を凝らすと、黒子のような姿の船頭が、オールで漕いでいた。顔の見えない船頭は、人の形はしていたが、どこか、人ならざる者の気配を漂わせている。それで、俺は自分の置かれている状況が大体見えた。そうか。
──ここが……。
「目え、覚めたか」
「……クソ矢か」
声に振り返ると、俺の後ろで、クソ矢が胡坐をかいて座っていた。その膝には、瞬が頭を載せて眠っている。
「瞬は?」
「もうすぐ起きると思うで」
俺は膝立ちになり、舟の揺れの間でバランスを取りながら、瞬に近づく。安らかな寝息を立てる瞬の、白く柔らかい頬……それを、俺はぺちぺちと叩いて呼んだ。
「瞬、瞬……起きられるか」
「ん……」
閉じていた瞬の瞼にぐっと皺が寄る。それからゆっくりと開かれて、丸い瞳が俺を捉える。
「こ、うた……?」
クソ矢の膝から頭を持ち上げて、むくりと瞬が起き上がる。瞼を擦りながら、「ここは?」とあたりをきょろきょろする瞬に、俺は言った。
「ここはたぶん……そうなんだろ。俺達は、来たみたいだな」
──あの世に。
俺の言葉に、瞬が唾を飲んだのが分かる。
年明けからずっと、超常的なことにはすっかり慣れた俺達だが、これは今まで一番……常識を超えた光景だ。
行く先も戻る先も、全てが霧に覆われた世界を眺めながら──俺は、こうなるまでのことを思い返していた。
。
。
。
──『ここにはな、今……お前の親父がおるんよ』
クソ矢に誘われた、超高級スパリゾート『極楽天』。
あの世にあるという、その楽園には、クソ矢曰く──俺の親父がいるらしい。
本当のことだと信じるには、相手は胡散臭く、かといって、簡単に嘘だと切り捨てられない程度には、俺達はこの手の話に慣れすぎている。
どう反応するべきか分からなかったクソ矢の言葉に、瞬は俺に代わって、訊いてくれた。
『……本当なの、それ』
『嘘は吐かん。儂はあの親父とはちょっとした縁があんねん……ほんで、お前らのことを頼まれとるんや』
『見本みたいな、怪しい人の誘い文句だね……』
瞬の言葉に『いかのおすし』が頭に浮かぶ。『親の知り合いだ』とか言って子どもを誘うのは、典型的な手口だ。
少し考えてから、瞬はまた、クソ矢に訊いた。
『仮に、澄矢さんの言っていることが本当だとして……康晃さんは、何て言ってるの?』
『……それは直接聞いたらええと思うわ。ただ、儂は、事が上手く運んだら、お前らをここに呼んでほしいって、あの親父に頼まれとる。せやから、報酬って体で、アレを瞬ちゃんに渡したんよ』
『……康太と俺に、会いたいって、思ってくれてるってこと?』
『それは間違いないで。親父は、お前らを気にかけとるよ……空の上から』
──父さんが、俺を……。
やっぱり、にわかには信じがたい。こいつにどんなメリットがあるのかは知らんが、俺の心にあるほんの小さな隙間に、甘い言葉で付け入ろうとしているんじゃねえか……と思う。だったら『ふざけた冗談はやめろ』と言って、こいつに塩でもぶちまければいい。でも。
──でも、そんなクソ矢の言葉に、揺らいでいる俺がいる。
──どうしたらいいんだよ……。
救いを求めるように、俺は瞬に視線を送る。瞬はそんな俺の視線を受け止めて、微笑んで……それから、クソ矢に言った。
『澄矢さん』
『何や?』
『少し、考える時間を貰ってもいい?』
クソ矢はそれに頷いた。そして、『腹が決まったら儂を呼べ』と言って消えていった。
『康太は、どうしたい?』
俺のことを見透かしたように、瞬は俺に訊いてきた。
俺は、どうしたいのか──。
『……あいつらに関わることがなければ、俺と父さんは、一生会うことはなかったと思う。もし会ったとしても、父さんが帰ってくるわけじゃない。正直なところ、俺は……自分の父親って存在を、未だにどう捉えればいいか、分かんねえんだ。でも』
そこで言葉を切った俺を、瞬が見つめる。俺は自分の中を探るようにしながら、言葉を継いだ。
『ひとりの人として……叶うなら、会ってみたいって気持ちはある。俺の中に流れている血を持っていた人が、どんな人だったのか……知りたいって、思う。会って、話してみたいことも、ある』
『そっか』
俺の言葉で覚悟を決めたみたいに、瞬が頷く。だが、俺は首を振って言った。
『招待券は瞬が手に入れたもんだろ。瞬が嫌なら、放棄していい。こんなの、元々、手に入らねえもんなんだ。それを手放したって同じだ。大体、リスクがあるだろ。魂剥がすとか意味分かんねえし、いくらあいつが大丈夫って言ったって、最悪の可能性も──』
『康太』
瞬が俺の手を取る。包むようにそっと握って、俺を見据えながら、瞬は言った。
『会いに行こうよ』
『瞬、でも……』
『俺も会いたいんだ、康晃さんに。だから、康太もそれを望むなら……行こうよ』
『……危険かもしれねえ』
『澄矢さん、上手なんだって。それに、あの人は俺の守護霊だから、俺に何かあったら自分が困るんじゃないかな。だから、大丈夫だと思う。それに、俺達をどうこうしたいなら、それができるチャンスは今まで何度もあったはずだよ。こんな、回りくどいことなんかしなくても』
『それは、そうだけどよ……』
瞬に取られて手を見つめながら躊躇う俺に、瞬は微笑む。
『それに、康太には俺がいる。いざってことがあったら、俺が何に代えても康太を守る。だから、大丈夫』
──そんなの。
俺は、瞬の手をぎゅっと握り返して言った。
『何言ってんだ。その時は、俺が瞬を守る。瞬には俺がいる……俺が、全部を懸けて、瞬を守る』
真っ直ぐに瞬を見つめ返してそう言うと、瞬はふっと笑った。
『じゃあ、お互いに一番信じられる、頼もしい幼馴染がついてるから……何があっても、大丈夫だね』
そんなことを言われたら、敵わない。俺は瞬に『ああ』と頷いた。
そして、俺達の間で、答えは決まった。
その後は、驚くほど簡単だった。
翌日、クソ矢を呼び出して、俺達の答えを伝えるやいなや、奴は「おお、そうかそうか。ほな、早速行こか」と、どこからともなく銃を二丁取り出して、男子憧れの二丁拳銃スタイルで、俺達の額に突き付けた。それから、ある意味、お決まりのセリフを俺達に言った。
「この先に進むと、しばらく戻れなくなるけど、やり残したことはないな?」
──まあ、また戻ってこれるけども。
眼前で火花が弾ける。それが、俺達の最後の記憶だった。
。
。
。
と、いうわけで今に至るんだが。
「いやあ、生きてる人間をここに連れて来るのは初めてやったけど、思ったより上手くできてええ感じやん。ちゃあんと、『半死に』しとるで、お前ら。なあ?」
「え、初めてだったの!?」
「せやな」
けろりとのたまうクソ矢に、瞬が言葉を失っている。代わりに俺はクソ矢の胸倉を掴んだ。
「何がせやな、だ、てめえ!失敗したらどうするつもりだったんだよ……!」
「いや、似たようなことは前に、お前にやったからいけるかなあ思て。儂、こう見えても結構できるんやで。叩き上げにしてはようやっとる方やで」
「そんなことは知らねえよ……てか、本当にこれ、上手くいったと思っていいのか?マジで死んでたりしねえだろうな」
「大丈夫や。上手くいっとるんは間違いないで。ほれ、お前今、儂に触れとるやろ」
──確かに。
あっちにいた時、俺は何度もこいつをぶん殴ろうとしたが、俺の方からはこいつに触れなかったんだ。それが今、触れてるってことはつまり──。
「今なら、ムカついた時にいくらでもぶん殴れるってことか……?」
「ダメだよ康太、武力行使は」
瞬に止められ、俺は渋々クソ矢を離す。分かってるで、と言わんばかりのクソ矢の顔が腹立たしい。
舌打ちをすると、瞬は俺に代わって、クソ矢に訊いた。
「俺達は今、澄矢さん達と同じ側の存在になってるって理解でいいのかな?」
「せやな。ここは本来、お前らみたいな生きた人間は入れない領域やから、侵入するために、一時的にお前らのステータスを変えて、許可を貰ってる状態やねん。時限式の許可やから、時が来たら、またステータスが元に戻って、強制的に向こうに帰されるようになっとる。せやから、帰りも心配いらんで」
「ごめんなさい、よく分からないです」
「せやな。難しい話してすまんやで」
「おい、俺にも分かるように話せ」
「無理言うな、クソガキ」
「てめえ!」
瞬と全然態度が違うじゃねえか!と掴みかかると、瞬が慌てて「喧嘩はダメだよ」と仲裁に入る。
仕方なくクソ矢から離れると、瞬が今の話をさっくりまとめてくれる。
「よくは分からないけど……とりあえず、俺達は無事にここまで来られて、帰りも、自動的に元の世界に帰されるから心配いらないってことだね。あ、でもこっちにいる間の俺達は、向こうではどうなってるんだっけ?」
「ああ、今ここにいるお前らは、ただの魂やから、当然、肉体の方は向こうに残ってるんやけど。それは儂が、それぞれの家の部屋に転がしといたわ。せやから、帰ってきた時、お前らはそれぞれの部屋で目が覚めるで」
「でもしばらく寝っぱなしだと、不審がられねえか。それは大丈夫なんだよな?」
「前も言うたけど、こっちと向こうじゃ時間の流れが違うねん。お前らは今から、体感で三日くらいはこっちにおれるけど、それは向こうの十分くらいやねん。肉体も睡眠してるような状態になっとるし、十分くらい寝てたって誰も怪しまないやろ」
「……要するに、めちゃくちゃ都合よく、俺らはあの世に足を踏み入れたってことだな」
「身も蓋もない言い方すると、そうやな」
納得していいのかどうか──まあ、これ以上クソ矢の話を聞いても、理解できるのかといえば、無理だろう。それに、これは俺達が自ら決めたことなのだ。俺には瞬がいるし、瞬には俺がいる。覚悟は決めて来たのだ。もちろん、絶対に無事に帰るという覚悟を。
──それならもう、ここに来た目的を達成することを、考えるべきだよな。
俺と瞬、そしてクソ矢を乗せた小舟は、いまだ霧の中を、海とも川とも湖ともつかない、水面を滑るように進んでいる。
俺はクソ矢に訊いた。
「その、極楽天って言うのは、まだ着かねえのか?」
「着くで。たぶん、もうすぐや」
そう言うと、クソ矢がどこからともなく取り出した望遠鏡を俺に渡してくる。「あっちの方、見てみ」と促されるまま、覗き込んでみると、何か──でかい建物?みたいな影が霧の向こうに見えた。あれが、極楽天か?
瞬にも見せるか、と思って望遠鏡を渡そうとすると、瞬は小舟の周りを見回しながら言った。
「ねえ、澄矢さん。俺達が乗っているこの舟が進んでるのって……その、もしかして」
何故か微妙な顔で訊く瞬に、クソ矢は「ああ、せやで」と頷いて言った。
「三途の川や」
「へえ~……」
瞬が少し引きつった顔でしきりに頷く。まあ、ここで「ああ!これがあの三途の川ね~」とは、さすがになれないよな。観光地でクルーズをしてるのとはわけが違う。まだ生きてる身としては、さすがに不気味だ。
だが、クソ矢はその辺の感覚が違うのか、妙にうきうきと話しだす。
「極楽天はな、全室が、この三途の川を臨むリバービューなのがウリやねん。雰囲気ええやろ?お前らの泊まる部屋からもばっちり見えるからなあ、楽しみにしたらええわ。ここに来たんは、親父さんに会うのが目的やけど、せっかく来たんだから、リゾートでのんびりしたらええよ」
「ちょっと、まだその境地にはなれないけど……」
瞬は相変わらず微妙な顔をしながら、俺と目を合わせる。俺もたぶん、瞬と同じ顔をしてるだろう。でも、だ。
──こんな意味分かんねえ状況だけど、瞬と……二人きりで過ごせるのは、確かにそうなんだよな。
「極楽天」とやらがどんなところなのかは、まだ分からない。父親との出会いがどんなことを俺にもたらすのかも……分からない。
それでも、密かに……ただ、その一点だけは、少し楽しみだと、俺は思っていた。
☆
俺達を乗せた小舟が、船着き場らしき場所に着く。最初にクソ矢が降りて、次に俺。それから、瞬の手を取ってやり、瞬がおそるおそる、地面に足を踏み下ろす。船頭に頭を下げようと瞬が、後ろを振り返ると、小舟はもう霧の向こうに消えていた。
驚きで呆然としていた瞬の手を握り、俺は「行こう」と声を掛ける。それから、クソ矢の先導に従い、俺達は歩みを進める。
相変わらず、少し前も見えないほどの霧があたりには立ち込めている。「リゾート」と聞いて思い浮かぶようなものは、建物の陰すら見えない。足下を見ると、地面はタイルらしきもので舗装されているようだった。どことなく異国情緒を感じるものだ。
「……」
ふと、隣を歩く瞬を見ると、ひやりとした空気に、瞬の顔が少し強張っていた。俺は瞬と繋いだ手に力を籠め、瞬に「大丈夫だ」と囁いた。瞬は俺の顔を見ると、「うん」と少し、表情を和らげる。
それから、隣を歩く瞬を気にしつつ、クソ矢の背中を追いながら歩くこと数分くらいだろうか。
ふいに、風が吹いたかと思うと、みるみるうちに霧が晴れていく。そして、俺達の前に「それ」が姿を現した。
──これが。
「これが……極楽天、なのか?」
「……っ」
そばで瞬が息を呑む。クソ矢は「せや」と頷いた。
──会員制ハイクラススパリゾート・極楽天。
建築様式とかはさっぱりなので、よく分かんねえが……まるで外国の城か、要塞のような外観は、一目では全貌が捉えきれないほど巨大で、とにかく、ここがとてつもないスケールのリゾートなのだと感じる。たぶん、地元にある、全国で一番と言われているあの巨大ショッピングモールよりも遥かにデカいだろう。
客室があると思われる棟は、クソ矢の言う通り、確かに窓が全て三途の川に面していて、まあ、眺めは良さそうだと思った。建物の上の方をよく見ると、屋上らしきあたりにプールがあった。テレビで見たことがあるやつだ。高級そうなリゾートにある感じっぽいやつ。
クソ矢に導かれ、さらに中へと進んでいけば、美しい花々が咲く庭園が俺達を出迎えた。霧が晴れて、視界が良くなったばかりだからか、花の色がやたら目に鮮やかだ。
この風景には、瞬も少しリラックスできたのか、きょろきょろとあたりを見回しながら「わあ……」と感嘆の声を漏らしている。その様子に、俺は少しほっとした。
庭園を抜け、いよいよ「極楽天」と看板のついたエントランスを潜ると、クソ矢は俺達を振り返って言った。
「さっそくやけど、お前らにはまず、このリゾートの支配人に挨拶に行ってもらうで」
「なんか、年末にやってたアレみたいなセリフだな」
笑ってはいけないやつだ。こいつの関西弁もあって、一層そんな感じに聞こえる。
だが、俺の言ったことはあながち冗談でもないのか、クソ矢は真面目な顔で「せやな……」と言って続けた。
「ここは笑ってもええけど、代わりに一個、お前らには気を付けてもらわなあかんことがあるわ」
「何だよ、それ」
俺が訊くと、クソ矢は先を進みつつ、説明した。
「詳しいことは、支配人からもあると思うけど……ここはな、あくまで、こっち側の者のためのリゾートやねん。せやから、まだ生きてるお前らにはちょーっと、刺激が強いこともあんねんな。それをそのまんま受け取ると、こっち側に惹きつけられて、元の世界に帰れなくなってしまうかもしれん」
「それを防ぐために、気を付けないといけないことがある……ってこと?」
「せや」
そこで、クソ矢が足を止める。エントランスの奥──ずっと進んだ先にあった、いかにも重役なんかがいそうな部屋の扉の前だ。ドラマなんかで見るような、社長室みたいな部屋。その扉の前で、クソ矢は俺達を振り返って、こう言った。
「ここでは絶対に気持ち良くなったらあかんねん」
「……リゾートなのに?」
もっともだということを訊く瞬に、だけど、クソ矢は頷く。
「でも、どうしても気持ち良くなってまうことはあると思うわ。せやから、もし気持ち良くなってもうたら、これでお互いをシバいて、正気を保つんやで」
そう言って、クソ矢が俺と瞬にそれぞれ、「それ」を渡してくる。
クソ矢に渡された「それ」は──どうみてもただの「ハリセン」だった。
「タイキックでもええかもな?」
「痛そうだから、それはやめとくけど……」
言いながら、瞬が受け取ったハリセンを矯めつ眇めつする。俺もハリセンを透かして見ながら、クソ矢に訊いた。
「てか、こんなもんで防げるのか?それ」
「嫌やったら、支配人に言うて、他のもんに変えてもらうこともできるで。お前が言えば、バットでもムチでも、何でも用意してくれると思うわ」
「そいつはそんなに懐が広い奴なのか?」
「まあな、だって──」
言いかけたのを遮るように、クソ矢の背後で扉が開く。
「なんだ、お前ら。着いてたんなら、とっとと連絡くれればいいじゃねえか……水臭えな。なあ、クソ坊主」
「……っ!?」
扉から顔を出した人物に、俺は息が止まる。
だって、そいつは、その人は──。
「おう、お前……康太だよな。久しぶり……っても、覚えてねえか。俺のことなんて」
──お前が生まれて、すぐ死んじまったしよ。
居間の仏壇に飾ってある遺影の、その人──俺の父さんだった。
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