4月16日
【条件】
1.毎日0:00〜23:59の間に、瀬良康太に対して「好き」と一回以上言うこと。伝え方は問わないが、必ず、瀬良康太が「自分に対して言われた」と認識すること。
2.1の条件を与えられたことは決して、瀬良康太に悟られないこと。
3.1、及び2の条件が実行されなかった瞬間、瀬良康太は即死する。
☆
『ただいまー』
そう言って、鍵を開け、玄関を潜る。
誰も待ってない家に『ただいま』を言うのは、最早ただの癖なんだけど……そういえば、一人暮らしを始める時に『防犯のために、一人暮らしでも家に入る時、言った方がいいらしい』って康太が調べてくれたんだっけ。『瞬はそういう警戒心薄いから心配なんだよ』とも言ってた。自分でもそれは分かってるんだけど……。
──いつも近くに康太がいるっていう、安心感があるせいでもあるし……。
なんて、それは責任転嫁がすぎる。いい加減、康太に心配かけないように、自分でももっと気をつけないと。
そんなことを考えながら、自分の部屋のドアノブを捻る。中に入ろうとしたら──。
『おかえり、瞬』
『──っ!?』
言ってた側から、不審者!?──と思って、声を上げそうになったけど……。
『こ、康太!』
『おう、何だよ。そんなに驚くことじゃないだろ』
『驚くよ!何でうちにいるの?!』
『何でって……一緒に住んでるだろ』
『え……?』
いつから?そんな話したっけ?
戸惑う俺の思考を読んだみたいに、康太は俺に教えてくれた。
『瞬、俺に毎日【好き】って言わないといけないんだろ。だったらもう一緒に住んだ方がいいってなったじゃん』
『な、なりましたっけ……』
だとしても、あまりにも性急すぎないかな。学校があれば毎日会うんだし、休日もなんやかんや顔を合わせてるし、何も一緒に住むまでいかなくても……それに、こういうのは実春さんの許しを得ないとダメだし、まだ高校生なのに同棲は早すぎる。こういうのはちゃんと段階を踏んで──いや何の段階?俺は康太と何を上ろうとしてるの?
『あと何で康太は裸にエプロンなの?』
『瞬がそうしてくれって言っただろ』
『言ってないよ!』
今さらだけど、この康太は裸エプロン(って言うんだよね?こういうの)だった。
俺が家で使ってる、紺色のチェック柄のエプロンを素っ裸の上に着けている。どこかの主婦ほどは、さすがにムキムキじゃないけど、そこそこにがっちりした腕が露になっていて、妙な色気があった。いや、あるな!そんなもの。
身に覚えのない状況に、康太の変な姿まで見て、思考はパンクしそうだった。
──こんなのおかしい!いくら何でも、康太はこんなことしないよ!
そうだ。ひょっとすると、これは夢かもしれない──そう思い始めてきた時、康太は頭を掻いて『分かったよ……』と言い、なんとエプロンを外そうとし始めた。
『ちょ、ちょっと!どうして脱ぐの!?』
『だって瞬はエプロンしてくれって言ってないんだろ。じゃあもう意味ないし、邪魔だからな』
『ぬ、脱ぐなら洗面所でして!こんなところで裸にならないで』
『注文が多い奴だな……』
そう言った康太はもう、上半身は裸だった。脱ぎかけたエプロンは腰のあたりで上手く引っかかってるのか、ぎりぎり下は隠せてる。俺はもう見ていられなくて、康太に背を向けた。同性の、しかも幼馴染相手にこんなに気にするのはおかしいのかもしれないけど、恥ずかしいから仕方ない。
──小さい頃は、一緒にお風呂に入ったこともあるけど……ここ数年はほとんど見てないし……。
あったのは、中学生の時に、水泳の授業が一緒になって、ちょっとだけ。
あとはこの前の、康太が変な夢を見ちゃった時くらいか。今は俺の方が変な夢を見てるけど。
──もう、早く覚めてくれないかな……!
目をぎゅっと閉じてそう思っていると、ふいに、すぐ側に温かい気配がして。
『わっ!?』
目を開けると、俺は康太の腕の中にいた。
『な、何……?』
『瞬、何かあったのか?』
『どっちかといえば、今あるんだけど……』
振り向いたら、康太の顔が近くにあることは分かってるので、俺は動けなかった。シャツ越しに背中に触れてるのはたぶん、康太の胸のあたりで、その奥でとくとく鳴っている康太の心臓まで伝わってくる。それはあまりにもリアルなので、もしかしたらこれは現実かも……と思う。でも違う。
康太は、こんな風に俺に触れてきたりしない。
『離して』
そう思ったら、自然と言えた。胸のあたりを手で押したら、康太はあっさり離れてくれて、それからすぐに意識が昇っていくような感覚があった。もうすぐ起きるんだ──と思った時、一瞬だけ目に入った康太の顔が、すごく悲しそうに見えた。
。
。
。
「……」
目を開けてもまだ、俺はさっき見た夢をはっきり覚えていた。
夢って、目が覚めた時に脳が整理してるんだけど、それを人は「寝ている間に見ていた」と錯覚するんだっけと、ふと思い出す。
とりあえず、もう起きなきゃね──今、何時だろう。そう思って、枕元に腕を伸ばすと、絶対に昨日まではそこになかった──何か「ふわふわ」したものが手に触れる。
「……えっと」
俺は身体を捻って、恐る恐る隣を見る。そこにあった、いや、いたのは──。
「くぅん」
白くてふわふわで可愛いポメ柴、タマ次郎だった。行儀よくお座りして、くりくりの目で俺を見つめている。俺はびっくりして、飛び起きた。
「ど、どうしてここにいるの……?」
「わん」
もちろん、タマ次郎に訊いても、返事はそれしかない。
タマ次郎は確か、康太が知り合いから預かってるワンちゃんで、俺も時々一緒に遊んだことはあるから知ってる子だけど、それがどうしてここに?
「よう、さすがに瞬ちゃんは朝早いなあ」
「澄矢さん」
すると、今度はいつの間にか現れた澄矢さんが、ベッドの上で胡坐をかいていた。
タマ次郎は澄矢さんを見つけると、ぴょん、と膝の上に乗る。澄矢さんは膝の上のタマ次郎をよしよし、と撫でた。タマ次郎には澄矢さんが見えてるの……?
「なんたって、こいつは儂が用意したもんやし」
「用意って……えっと、じゃあ、澄矢さんのワンちゃんなの?」
「正確にはちゃうけど……まあこっち側やな、一応。こいつは」
「わん!」
タマ次郎が舌を出して、俺を見つめる。見た目は普通のワンちゃんだけど……。
「キューピッドの仲間……ってこと?お使いみたいな?」
「せやな。瞬ちゃんはその理解ででええわ、とりあえず。お前らでいうところのマスコットや。日曜の朝にやっとるアレとかに出てくるアレや」
説明になってないけど「アレ」で分かるから不思議だ。なるほど……となったところで、次の疑問が湧く。
「ってことは……康太って、澄矢さんと知り合いなの?」
「まあ、今は『一方的な』やけど」
「一方的な?」
「その辺のことも含めて、今日はこいつと話したらええわ。タマ次郎、ええ加減犬のフリはせんでええから、喋れるか」
そう言って澄矢さんがタマ次郎の頭を撫でると、タマ次郎は嫌そうに頭を振って──それから俺をじっと見つめて言った。
「変態」
「えっ」
思いがけない一言に俺は面食らう。タマ次郎は澄矢さんの膝を降りると、俺の前にちょこんと座って、さらに言った。
「瀬良にあんなことを強いて、それでもまだ足りないのかい?立花」
その声で俺は思い出した──タマ次郎じゃない、違う、この人は……。
──『死んでもらう』
──『立花が厄介だからさ』
──『……本当にうるさいね。耳障りな声だ。喉を撃って殺しちゃおうかな』
「あ……あなたは……あの」
声が震える。蓋をしていた記憶が開いて、息が詰まった。
タマ次郎の姿をしたその人は、丸っこい目でそんな俺を見つめていて──でも、その目の奥では俺を睨んでいるように見えた。俺はその目から逃げるように俯く。すると、その人は言った。
「弱いフリをして、いつまで瀬良に守ってもらうつもりなのかな?君がその調子だと、俺は君に瀬良を任せられない」
「康太をって……」
「少しは自分で考えたら?愚図」
「……」
苦しいのは、目の前の相手が自分を殺そうとしていた存在だからだろうか。
それとも、言われたことに──自分でもそうだと思うからかな。
「言いすぎや。半殺しにされたのが気に食わんからって、八つ当たりやろ」
「悪霊は立花に甘すぎるね。瀬良も……だから、こんなことになる」
「……そうやったとしても、お前が口出すことやないわ」
何も言えない俺を置いて、澄矢さんとその人が話している。俺はそれをただ、ぼんやり聞きながら──言われた通り、考えることにする。
タマ次郎は澄矢さん側の存在だった。そのタマ次郎は、あの夢みたいな出来事の──俺を殺そうとした人で……その事は思い出すと、まだ身体が震えるから、少し置いておくとして。
──澄矢さんと康太は……知り合い、なんだよね。
「今は」という但し書きがついた、「一方的」な知り合い……つまり、お互いに知っていた時があったってことだ、たぶん。
『まあ、前の奴は、逆に慎重すぎるとこもあったけどな。ただ、知恵は回ったし、機転も利く。持ち前の鈍感力で後半はぽんぽん言えてたしな、何事も慣れやな』
『瞬ちゃん以外にもやったことがある奴がおんねん。まあ、それが誰かっちゅうのは儂からは言わんけど……』
澄矢さんと康太を結ぶ縁──もしかして。
「……【条件】」
辿り着いたそれを口にすると、澄矢さんとタマ次郎が俺を見る。
「さすがに分かったんだ」
その言葉で、自分の出した答えが間違ってなかったのだと感じる。それは、つまり──。
「康太も……同じ【条件】をやっていたんだね」
一度繋がった点と点は線になって、次の点まで結ばれていく。
この数か月、今になって思えば……少し変だと思うくらい、康太は俺に「好き」と言ってきた。ちょうど、今の俺みたいに。
そして、康太にそれを強いるのは【条件】の3。
「実行しないと、俺が……死ぬから?」
「そうだったら素敵だったね」
俺でも分かるくらい、タマ次郎のそれは皮肉だった。でも、その裏にある事実の方が大事だった。
だって、それは──康太の【条件】は、康太が生きるためにやってたってことだから。
──じゃあ、俺は……康太に。
過去のいくつもの点が結ばれて、今日に繋がる一本の線になった時、俺は悟ってしまった。
俺の思考を見透かしたかのように、タマ次郎が口を開く。
「ショックを受けてる?今まで瀬良が自分に言ってくれた『好き』が嘘かもしれないって思って」
「そんなわけない」
だけど、頭で考えるよりも先に言葉が出た。でも、ただ否定したくて言った言葉じゃない。
「嘘じゃないよ。康太が俺に言ってくれた『好き』は、俺にとっては本当に嬉しかったことだから。それが、どんなつもりで言ってたとしても、嬉しい」
「綺麗事」
タマ次郎の可愛い顔が険しく歪む。彼は俺に対して怒っていた。
「本当はそれだけじゃ足りなかったくせに」
でも、俺はさっきからずっと──彼に詰められているというより、自分自身と対峙しているような気がしていた。
──彼がどんな存在なのかは掴めないけど、俺の考えてることが分かるから、俺が一番言われたくないことを言えるんだろうな。だから、これはタマ次郎なんかじゃなくて……。
これは、俺が嫌いな「俺」だった。
だからこそ、言えることがある。
「……そうだね。俺、何も……康太のこと分かってあげられなかったから、酷いこと言った。康太は、何も聞かないでいてくれたのにね」
──『もう俺に『好き』って言わないでほしい』
「……あなたの言う通りだよ。俺は、康太の『好き』が、自分の『好き』と違うって分かったから、耐えられなくて……あんなこと言ったんだ」
言った瞬間、白い画用紙の上で水を含んだ絵の具が滲んでいくみたいに、自分の中で何かが色づくのが分かった。
──ああ、そっか。そうだったね。
康太は、優しい。
昔はちょっと意地悪なこともしてきたけど、でも俺が「もうしないで」って言ったことは二度としなかった。
だから、俺の言葉で──康太がどんなことを選んでたかもしれないか、今更、俺は気付いて。
それでも、康太は……選ばなかったんだ。
──『俺、瞬と──もっと、仲良くしたいと思ってる』
──『俺は、瞬が好きだから──瞬といたいと思うから、生きてるってことだ』
「俺だって同じだよ……」
「でも、立花のそれは違う」
「違うね……違うけど、それでも、康太と一緒にいたいって、やっぱり思うんだ」
「じゃあこれからどうするの?立花は──向き合える?」
「俺は──」
その答えは、すぐに言わなきゃいけないんだと思う。
でも、だから口を開くんじゃなくて──俺は、自分の意志で、言葉にしたいから、一度息を吸って、整える。
一緒にいたいのは同じだから……康太があの時、どんな気持ちで俺の家のインターホンを鳴らしたのか、今は分かった。
康太は言葉にして、俺に言ってくれた。あの時の俺が、どんな言葉を返すか分からなかったのに。また、拒まれるかもしれないって、分からなかったのに。それでも、伝えたんだ──俺を信じたから。
──俺も、できる。
それを形にするために、俺は言った。
「康太に言うよ。【条件】のためなんかじゃなくて、俺の『好き』を──毎日、伝えるつもりで」
自分の中に、余白はまだある。だけど、最初の色が乗った紙の上でなら、その余白に自分が何を描くのか──すぐに見えてくる気がした。
「ふうん」
タマ次郎が鼻を鳴らして、欠伸を一つする。それから言った。
「……俺はもう、立花に返したよ。あんまり必要ないみたいだけど。まあ、あとは立花次第だ。自力で、自分のものにしてってね」
「ど、どういうこと?」
「あとはそこの悪霊──ああ、今は『キューピッド』なんだっけ。こいつに訊いてよ。俺はもう寝る」
タマ次郎はくるりと俺に背を向けると、身体を丸めて眠ってしまった。さっきまでの雰囲気はどこへやら。もう普通のワンちゃんみたいだった。
「澄矢さん」
どうしていいのか分からなくて、ベッドに腰掛けた澄矢さんを見つめると、澄矢さんは「すまんなあ」と言ってきた。
「こいつキツイこと言ったやろ、辛かったんちゃう」
「ううん。その、分からないことはまだ、いっぱいあるんだけど……分かって、気付いてよかったこともあるから」
康太が【条件】を受けていたこと。俺が康太にしてしまったこと。それでも、康太が選んだこと。
それから──。
「キューピッドの力、必要そうやなって思った?」
澄矢さんがニヤニヤ顔でそう訊いてくる。その答えはもう分かってるし、逃げるつもりはないけど……。
「えっと、その……」
まだ、ちょっと恥ずかしい。さっきは、あんなこと言ったのに。でも、そうだよね……キューピッドって、そういうのが専門だもんね。
だけど……今の気持ちは例えるなら、「器」はできたけど、その「中身」がまだ間に合ってないみたいな感じだ。そう遠くないうちに、満たされていくような気はするんだけど。
答えなきゃ、と思いながらも、うじうじしてる俺に、澄矢さんはのんびりした調子で言った。
「まあ、ええわ。取られた時も急やったけど、戻ってきたのも急やったしな。あいつも言うたけど、あとはゆっくり自分のものにしてけばええよ」
「それ、タマ次郎もそんなこと言ってたけど、どういうことなのか、俺よく分からないから……ちゃんと説明してくれる?あと、他にも色々ね」
「ええけど──今日はもう、あとにした方がいいかもな」
「どうして?」
「『康太くん』が瞬ちゃん呼びに来たわ」
「え?」
澄矢さんの言う通りだった。部屋のドアの向こうで、インターホンが鳴った……キューピッドってそういうのも分かるんだ。
俺は澄矢さんに「ごめん」と断ってから、玄関に向かう。ドアを開けると──。
「康太」
「おう、瞬。おはよう」
「おはよう……」
当たり前だけど、この康太は裸エプロンじゃなかった。まあ、今日は天気がいいからって、半袖短パンだけど。俺は夢のことを思い出して、恥ずかしくなってしまい、挨拶がいつもより小さくなってしまった。いや、原因はそれだけじゃないかも……。
──好き、なんだよね。
用件を聞くより先に、康太の顔をじっと見てしまう。俺はこの人が好きなんだと思って見ると──あれ、でもそんなに変わらないかな。特別に格好良く見えるとかでもなく、康太は康太だった。まあ、格好いいは格好いいんだけど。
「おい何だよ、いきなりじっと見て」
「え、ああ……ごめん。それより何?」
康太の声で我に返る。やっと用件を訊くと、今度は康太の方が何故か、俺をじっと見ていて……。
「な、何?康太だってじっと見てるじゃん」
「忘れた」
「え?」
思いがけない一言に俺は戸惑う。忘れた?何を?
「何しに瞬の家に来たのか忘れた」
「それ、なんか色々大丈夫なの……?」
「しょうがねえだろ。朝起きて、なんかふと『瞬の家に行かないと』とは思ったんだけどよ、それが何でか分かんねえんだ。たぶん、寝る前までは覚えてたんだけど」
「思い出せないのにうちに来たの?」
「とりあえず」
とりあえずじゃないよ、と言いかけて……ひょっとして、これはキューピッドの仕業なんじゃないかと気付く。確かめようと、後ろを振り返ったけど、澄矢さんの姿はなかった……逃げた?
「瞬?」
「あ、ごめん。何でもない」
俺は康太に向き直る。とりあえず……「とりあえず来た」康太をどうしようかな。どうしようっていうか、俺にはすることは一つしかないんだけど。
「康太──」
「まあいいか……思い出したらまた来るわ、じゃあな」
「待って!」
帰ろうとする康太を引き留めようと、俺は咄嗟に康太の腕を掴もうとする。だけど、玄関で何かの縁に躓いて、前に倒れそうになった。それを康太がふわりと抱き止めてくれて──康太から伝わる温もりに誘われるまま、気が付くと、俺は口にしていた。
「好きだよ、康太」
康太は何も言わなかった。たぶん、ちょっとびっくりして、目をぱちくりさせてるんだと思う。
俺も少しびっくりした。
だけど、器の中身はほんの少しだけ溜まって、俺の「それ」は今、やっと──言葉になって「好き」になった。
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